せっかく浴衣でお祭に行ったのに雨でずぶ濡れ・・・。
なんて場合には、早めの対処が必要です!
大切な浴衣を守るためにクリーニング前のお手入れをしておきましょう。
浴衣が濡れた時の4つの対処法
雨で濡れてしまっても慌てずに!
しっかりと対処して被害を最小限に抑えましょう。
濡れたままにしないで乾かしましょう
ハンガーに掛けて、風通しの良い場所で陰干ししましょう。
可能ならばハンガーは着物用の長いものがベストです。(100均で売っているところもあります。)
若しくは、竿のようなものを応用して、袖がしっかり広がる状態で干すと良いでしょう。
泥汚れは下洗いしておきましょう
裾に泥汚れがついている場合には、下洗いをしておきましょう。
泥が乾いてしまうと、後から取り除くのは困難です。
洗いは、柄の色落ちが心配されるので、状態を見ながら丁寧に行いましょう。
色落ちについて
もしも、すでに色落ちしている場合にも慌ててはいけません。
すぐに乾かさないと!と思っても乾燥機を使ってはダメです。
熱がかかると、出てしまった色が定着してしまい、後で落としにくくなってしまいます。
すぐに信頼のおけるクリーニング店へ
乾いたら、クリーニング店に持ち込み、状況を相談してください。
技術のあるクリーニング店でしたら、出てしまった色も元に戻せる可能性があります。
当サイト、宅配クリーニングのお洗濯.netの浴衣クリーニングメニューはこちらです。
[p_table cate=”yukata” title_bar=”no”]浴衣が縮む原因
ずぶ濡れになった浴衣が縮んでませんか?
「おまけ」的な情報になりますが、こちらもご覧になってみてください。
浴衣が縮んでお困りでしたら是非ご相談ください。
既製品の浴衣は要注意
浴衣の素材は綿です。
(ポリエステルもないことはないですが少ないです。)
綿は洗うと縮むのは仕方がない事ですが、この事を浴衣を購入する時に気をつけていないと大変な事になるかもしれません。
仕立てた浴衣や、既製品でも高価な物は「水通し」という作業を行います。
これは、綿が縮む事を想定し、一度水に入れて縮ませる目的があります。
そこから浴衣を作るので、その後の洗濯では縮みにくいのです。
それでは、なぜ既製品の浴衣は水通ししていないのか?
それは、水通しして縮ませる分、多くの生地を必要とするので、浴衣1着あたりの製造原価が上がるからです。
しかし、安価な浴衣も大変魅力的です。
(普通の人は、夏まつりにしか着用しないのですから・・・。)
購入の際には縮む事を考慮して、サイズを選んでみましょう。
縮みを想定して
話は変わりますが、ジーンズを好きな人は生デニム(事前に洗いを施していないデニム)をはきます。
その際には、最初の洗濯で縮む事を想定した上で、ジャストサイズになるようワンサイズ上を購入します。
それと同じです。
「綿の浴衣は縮む」
という事を考慮して、既製品の浴衣を買うべきです。
(もしくは、お店の人に「水通ししてますか?」と質問してみましょう。)
浴衣が縮んでお困りでしたら一度ご相談を。
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