ウール製品を洗濯すると縮むのはナゼ?

ウール製品を洗濯すると縮むのはナゼ?
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「ウール衣類を洗濯したいけど・・・、やっぱり縮むよね?」
そんな心配があって、ウールは普段着でもなかなか自宅洗いはできませんよね?

そもそもウール製品はなんで縮んでしまうんでしょうか。
それがわかれば縮ませないように洗濯することも可能です!

ウールを洗濯するとナゼ縮むのか?を理解して洗濯の幅を広げましょう!

ウールが縮むメカニズム

ウール製品を水洗いすると縮むのには理由があります。

それはウールの表面を覆う”スケール”が関係しています。
水につけるとどのように変化して、その後縮んでしまうのかを見てみましょう。

1.ウールの表面はウロコ状

ウールのスケール

髪の毛のキューティクルと同様、ウールの表面は”スケール”と呼ばれるウロコ状になっています。

通常は画像のような状態となっています。

2.水に濡れるとスケールが開く

スケールが開く

このスケールは水に濡れると画像のように開きます。

※水温が高いほど開きやすくなります。

この変化が厄介で、ウールが縮む原因となります。

3.揉まれて絡まる

揉み作用が加わる

スケールが開いた状態で揉まれたり力が加わると繊維同士が絡まってしまいます。

ウール製品は洗濯機ではなく手洗いが推奨されるのは、かかる負荷を減らす(もしくは無くす)ためです。

4.スケールが閉じて縮む

フェルト収縮する

絡まった状態でスケールが閉じると結果として縮んでしまいます。

これを”フェルト化収縮”とも呼びます。

もう一度まとめると

水に濡れると表面のスケールが開く→スケールが開いた状態で揉まれたり力が加わったりして繊維同士が絡まる→収縮し固くなる(フェルト化収縮する)

このようにしてウール製品は水洗いで縮みます。

 

家庭でどのようにして洗うか?

縮む理由がわかればその現象を起こさせなければ良いのです。

洗いの際に揉まない

スケールが開いたとしても洗う時に力を加えなければ繊維同士が絡まることはありません。

洗濯機の使用は絶対にNGです。
手洗いで負荷を与えずに洗いきってしまいます。

揉む、擦る、という一般的にイメージされる”洗い”というよりも、水の中を泳がすような洗い方です。

詳しくはセーター・カーディガンの手洗い方法という記事でご紹介しています。

関連記事:セーター・カーディガンを手洗い洗濯する【プロ直伝】の方法

スケールを開かせない

そもそもスケールが開かなければ収縮は起きません。

いわゆるドライマーク用洗剤はシリコン樹脂で表面を覆いスケールが開きにくくなる効果があります。
ウール製品を洗う時には、一般的な粉末洗剤などではなくドライマーク用洗剤を使用しましょう。

ただし完全に開かなくする訳ではありません。
前項のように洗い方には注意が必要です。

因みにウォッシャブルスーツは特殊な加工を施しスケールが開かなくなっているので素材がウールでも水洗いが可能なのです。

縮ませてしまった時の対処方法

それでは、万が一ウール製品を縮ませてしまったときのために、元のサイズに(できるだけ)戻す方法をご紹介しておきます。

使うものはヘアリンス。

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髪の毛と同様、ヘアリンスを使ってウールのダメージ補修をしてあげるのです。

手順はこちら。

  1. ぬるま湯にリンスを溶かす
  2. 縮んだウール製品を漬け込む
  3. そのまま脱水する
  4. 平干しして乾かす
  5. アイロンのスチームを当てながらサイズを微調整する

さらに詳しくはこちらのページでご紹介しています。

関連記事:それ復活できるかも?!縮んだセーターを元に戻す方法

 

大切な衣類はドライクリーニングで

ドライクリーニングは水ではなく溶剤で洗う洗浄方法です。

そのためスケールが開かず収縮の心配がありません。
ウールの風合いを保つためには(基本的には)やはりドライクリーニングが最適です。

ただし、クリーニングに出される際には信頼できる業者をお選びください。

ドライクリーニングとは言え溶剤管理を怠った水分の多い溶剤を使用していたりすると当然収縮の危険性があります。

いつも使っている馴染みのお店があれば安心ですが、そうでない場合には”溶剤管理はしっかり行っているの?”と質問してみてもよいでしょう。

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