上手に洗濯するためには洗濯機に頼りっきりではいけませんよ!
優しい手洗い、ガンコ汚れに下洗い、など手作業の洗い方をプラスしていくとお洋服も長持ち&とってもキレイに仕上がります。
洗濯機はどんどん高機能になっていきますが、状況によっては手作業の方が優れている場合もあるんです。
こちらで手洗い・下洗いのやり方をしっかりとマスターしてください!
手洗い
デリケートなお洋服を洗うときには、やっぱり手洗いが一番です。
洗濯機のデリケートコースも使えなくはないですが、手洗いなら自分の目でお洋服の状態を確認できるので安全に洗うことが出来ます。
また、洗濯物の量が少ないときに、わざわざ洗濯機を回すのも不経済ですよね。
手洗いの方が手軽です。
一言に”手洗い”といっても色々な方法がありますので、こちらでご確認ください。
下準備
洗濯物が入る容量の桶や洗面器でもいいのですが、給排水が簡単にできる洗面台を利用することをおススメします。
洗面台に水またはぬるま湯を張り、洗剤を溶かして洗浄液を作ります。
しっかりと混ぜておくことがポイントです。
液体洗剤なら、より溶かしやすいですね。
そこにお洋服を入れて手洗いしていきます。
押し洗い
その名の通り、手のひらでお洋服を押すようにして洗う方法です。
お洋服を軽くたたんだ状態で洗浄液に浸し、優しく押し洗いします。
デリケート衣類は、揉んだり擦ったりすると、生地が傷んだり、縮んだりする可能性が高くなります。
押し洗いで優しく手洗いしましょう。
揉み洗い
手洗いとはいえ、しっかりと洗いたいときには揉み洗いですね。
洗濯機とは違い、お洋服の状態を確認しながら力を加減できるのが利点ですね。
振り洗い
もっとも負荷をかけない方法が振り洗いです。
洗浄液の中を泳がせるようにお洋服を振ります。
揉んだり、擦ったりという負荷が一切かからないのが特徴です。
肩の縫い目など、強度がある部分を持ってあげるとよいでしょう。
つまみ洗い
部分的に気になる汚れがある場合にはつまみ洗いです。
汚れ部分を軽くつまみ洗浄液をより浸透させ、少しの力が加わることにより汚れが落ちやすくなります。
お洋服全体を洗う他の方法と併用するとよいでしょう。
叩き洗い
これはあまり使わないかもしれませんね。
手のひらで叩いたり、洗濯物を叩きつけることによって汚れを落とす方法です。
ちなみにドラム式洗濯機はこの理屈で汚れを落とします。
ドラム内で上から下に落ちるときの力を利用しています。
下洗い
洗濯機と併用して行うのが下洗いです。
洗濯機では落としきれないひどい汚れを事前に落としてしまいます。
(もしくは、落ちやすくします。)
シャツの襟や袖の皮脂汚れ。
靴下などの頑固汚れ。
体操服の泥汚れ。
これらの汚れは洗濯機だけでは落としきれないので、下洗いが必須になります。
洗浄液(もしくは台所用洗剤)を使ってゴシゴシと洗っていきます。
洗濯板などがあれば、より落としやすいでしょう。
その後、普段通り洗濯機で洗濯します。