ワイシャツの胸ポケットについたボールペン汚れの落とし方

ワイシャツの胸ポケットについたボールペン汚れの落とし方
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「胸ポケットにさしていたボールペンのペン先からインクが!(汗)」

これ結構やりがちな失敗です。

タイトルでは”落とし方”なんてカッコいい言い方してますが、実はこのボールペン汚れを落とすのはかなり難易度が高いんです。

その理由と、基本的なボールペンの落とし方をご紹介します。

胸ポケットのインク染みが落ちにくい理由

シミの状態は大きく二つに分けられます。

  • シミが繊維の上に乗っている
  • シミが繊維の奥に浸透している

両者を比べたときに、落としにくいのは明らかに後者です。

繊維の上に乗っている状態は初期のシミで、比較的簡単に落とすことができます。

しかし、繊維の奥まで入り込んで時間も経過しているシミは非常に落としにくくなります。

ワイシャツの胸ポケットのインクは少しずつ時間をかけて浸透していっているもので、見た目的に不具合がでてきてからようやく落とさなければと思い立つことが多いので、その時にはすでにかなり落としにくくなっています。

時間が経ってしまったボールペン染みは、プロでも完全に落とすのは難しいものです。

なるべく初期の段階で落とすように心がけましょう。

 

基本の落とし方

一般的なボールペンのインクは油性です。

そのため、普段の水洗い洗濯では何度洗っても落ちませんし、漂白剤を使っても落とすことはできません。

しみ抜きは汚れの成分を見極めて、適した方法で行わなければ絶対に落ちないのです。

油を落とすものを使うのがポイントです。

1.クレンジングオイルと台所用洗剤を混ぜる

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クレンジングオイルと台所用洗剤を混ぜてしみ抜き剤を作ります。

このコンビは家庭で簡単にできる油性汚れのしみ抜きの中では、万能薬に近いほど使い勝手がいいものです。

ネット上では消毒用エタノールや除光液なんかも効果的という情報がありますが、実際に試してみたところあまり効果はありませんでした。

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2.インクをたたき出す

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インクのしみ抜きは根気がいる作業になります。

その手順としてはこちら。

  1. インクが付着した生地の下にタオルを敷く
  2. しみ抜き剤をつける
  3. 歯ブラシなどでトントンと叩いてインクをタオルに移していく
  4. タオルをずらしながらインクが薄くなるまで1~3を繰り返す

このような作業になります。

しみ抜き剤をつけたからといって、魔法のように消えてしまうわけではないんですね。

先ほども書いた通り、初期のインク染みならこの方法で完全に落とすことも可能です。

古いシミでも全く薄くならないわけではないので、試してみる価値は十分あります。
ぜひお試しください。

他の種類のインクは?

ボールペンは油性だけでなく他の種類もありますよね。
そちらについても軽く触れておきましょう。

水性ボールペン

水性なんていうと水で簡単に落ちそうですが、そんなことはありません。

付着したばかりで初期のシミでしたら落とすことができるかもしれませんが、時間が経過したり付着した生地によって難易度が上がってきます。

落とし方は油性の落とし方と同様で、根気よくしみ抜きしてみてください。

ゲルインク

こちらが一番厄介。
ゲルインクは不溶性と呼ばれる何にも溶けない汚れに分類されます。

落としにくい汚れの代表格ともいえる墨汁も不溶性です。

そのためご家庭では無理せず、生地を傷める前にクリーニング店へ相談されることをおススメします。

 

完璧に落とすならクリーニング店へ

ということで、ボールペンのシミ汚れを家庭で落とすのはかなり難しい作業となります。

完璧に落としたい場合には、クリーニング店に依頼するのが無難です。

基本的には上記のような作業を行うのですが、溶剤や油性のしみ抜き剤を使って叩き出していくので、効率的かつ確実に落とすことができます

とはいえ、時間が経ってしまったり、熱が加わってしまうとインクが定着してしまうので、非常に落としにくくなります。

また、物理的な力を加えてインクを叩き出していく作業になるため、生地への負担もある程度覚悟しておかなければなりません。

インクだけではないですが、汚れは付着したばかりだと落としやすく、生地への負担も少なくすみます。

なるべく早くクリーニング店に依頼しましょう。

まとめ

ボールペンのインク染みは、とにかく時間との勝負です。

シミを確認したら後回しにしないで、なるべく早く対処することをおススメします。

古いインク染みは家庭での対処に限界がありますのでクリーニング店に相談してみましょう。

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クリーニング店でしたらある程度のインク汚れはキレイにしてくれるはずなので、一度相談してみてはいかがでしょうか。