ワイシャツのクリーニング代って安くない?その理由と料金相場をご紹介!

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毎日着るビジネス用のワイシャツは、できるだけリーズナブルにお手入れしたいもの。

でも、ご安心ください。

最近のワイシャツクリーニングはメチャクチャ安いです!

「えっ、なんで?!」と思うくらいの料金だったりすることも多々あります。

こちらでは、クリーニング代がなんでこんなに安いのか?という理由と、相場料金をご紹介します。

料金相場

まずはチェーン展開されている中・大規模クリーニング店の相場価格を見てみましょう。

地域によっても変わってきますが、ネット上に公開されている料金をピックアップしてみました。

  クリーニング料金
A店 97円
B店 150円
C店 238円
D店 195円
E店 130円
F店 184円
G店 150円
H店 216円
I店 248円
J店 162円
平均相場 152円

10店舗分の平均では152円という結果に。

概ね予想通りという感じでしたね。

一番安いところでは100円を切るという低価格。
今回の調査では見つかりませんでしたが、ワイシャツ1着69円?!なんていうお店もあるそうですよ。

もう少し高くてもOKなら利便性の高いサービスも

もう少し高くても大丈夫よ!って方なら、宅配クリーニングも便利です。
高いといっても200円~300円ほどで、自宅まで集荷に来てくれて、仕上がったら自宅に届きます。

ネットで注文して宅配業者さんが集配達に来てくれるんですが、人気のサイトでは翌日仕上がりや早朝から深夜まで集荷に対応していたりと、サービス内容も充実。

初回半額なんかの特典があることも多いので、一度使ってみるといいかもしれません。

知名度ナンバーワンの宅配クリーニングサイトはこちら

クリーニング代が安い理由

それでは、なぜここまでクリーニング代が安くなっているのか、その理由を暴露しちゃいます!

(そこまで大袈裟なものじゃありませんが・・・。)

業界では普通に皆知っていることですが、一般の人にはわからない部分が多いので必見ですよ。

機械化されてコスト削減

このような低価格帯のクリーニング店では、どのようにワイシャツをクリーニングしていると思いますか?

職人さんが目にもとまらぬ速さでアイロンをかけているのでしょうか。

いえ、違います。
ワイシャツを仕上げる専用のプレス機で仕上げていくんです。

機種によって微妙に違いはありますが、基本的にはこのような流れでプレスされます。

プレスの流れ

襟カフス用のプレス機

こちらは、襟とカフスを仕上げるプレス機です。

プレスしながら収縮を矯正する機能もついているのでビシッと美しく仕上がります。

ワイシャツのプレス機

こちらは、ワイシャツ全体を仕上げるプレス機。

まるで人間の上半身のような見た目です。

そこにワイシャツを着せると、アイロンごてのようなもので前身頃と背中をプレス。
同時に温風が噴射されて、短時間でにキレイに仕上がります。

1着何分で仕上がると思いますか?

実は”分”もかかりません!

1着当たり1分以下でドンドン仕上がります。

しかも、何年もかかって技術を磨くハンドアイロンとは違い、少しの訓練で(もちろんそこにも技術というかコツはありますが)パートさんやアルバイトさんでも、一定の品質を保ちながらスピーディーにプレスすることができるんです。

どんなに熟練の職人でも1分以下ではまず仕上がりません。

ましてや職人も人間ですから、その日のコンディションによっては一定のペースを保つことは困難です。

ワイシャツクリーニングの低価格化には、このようなプレス機の進化が大きな役割を果たしています。

 

スーパーの卵みたいなもの

卵

でも、コスト削減したままクリーニング料金を変えなければ、クリーニング屋はもっと儲かったはず。

なぜワイシャツの価格を下げたのかというと、それを目玉商品として売り出し、顧客を囲い込もうとしたんですね。(それが良いか悪いかは別として。)

クリーニング屋の狙いをフロー化するとこんな感じ。

  1. 一年中クリーニングに出るアイテムはビジネス衣類
  2. その中でも頻繁に洗いたいワイシャツを低価格化
  3. 常にワイシャツを出してもらってそのお客さんを離さない
  4. 季節もの(コートやセーター、布団などなど)も出してもらえるはず

ワイシャツだけではあまり儲からなくても、その他のアイテムを出してもらえればOK!ってことですね。

お客さんを呼ぶための目玉商品=スーパーの卵と同じです。

さらに、この後の流れが低価格化に拍車をかけました。

  1. 多くのクリーニング屋が乗っかって価格競争が始まる
  2. 下がるところまで下がった
  3. 普通に考えてありえない価格帯に
  4. 少し値上がりする動きになった(←今ここ)

なので、近くのクリーニング屋が少し値上げしても怒らないでください。(苦笑)

むしろ今までが普通じゃなかったんです。

手仕上げの料金は?

それでは、1点ずつハンドアイロンで手仕上げする場合にはいくら位になるのでしょう?

それはお店によっても違いますが、概ね250円~500円ほどになります。

この辺りはそのクリーニング店のこだわりによってサービス内容も異なってくるので、価格幅も大きくなっていきます。

プレス機と併用して最終仕上げをハンドアイロンで行う場合や、洗う段階から特別な工程になりプレス機も使わず完全手仕上げなどサービス内容によって違いが出てくるはずです。

高品質志向のクリーニング店ですと、返金保証を謳っているお店まであるんですよ。

品質を気に入らなければ返金保証!高品質クリーニングはこちら

高品質志向といっても、何倍も料金が違うわけではないですから、ハイブランドのワイシャツを多く持っている方にはおすすめです。

使い分けが賢い方法

ネットでスーツやシャツをオーダーする

お持ちのワイシャツによってクリーニング店やサービス内容を変えていくのがおススメです。

毎日着るビジネスシャツはできる限りリーズナブルなお店がいいですね。

プレス機を使うからといって品質が悪いわけではありません。
安いだけでなく、仕上がり日数も短いので手持ちのワイシャツが少なくても効率よく回していくことができます。

そして、高級な生地を使ったシャツは絶対にワンランク上のクリーニングがおススメ。

良い生地は糸自体が細く、シルクのような光沢とその質感が大切。
そのため、洗いから仕上げまでそのシャツに合った方法でなければ風合いを損なってしまいます。

普通のワイシャツクリーニングは高温洗浄、高温プレスが基本となります。
しかし、高級シャツには負荷が大きすぎる可能性があるんです。

個別でデリケートな洗浄と、上品なシルエットを演出するための手仕上げを依頼するのがベストです。

まとめ

それではまとめていきましょう。

ワイシャツのクリーニング料金相場は1着152円ほど。

このような低価格を実現したのは、専用のプレス機の進化によるところが大きいです。

また、手仕上げなどワンランク上の取り扱いになると、上記の金額から2倍~3倍ほどになります。

それでも、高級な生地を使ったシャツをクリーニングするならこちらの方がおススメ。
シルクのような上品な風合いを損なうことなく仕上がるはずです。

ワイシャツのランクによって、クリーニングのランクも変えていくのが賢い方法ですよ。

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