持ってるワイシャツがドライクリーニング指定なんだけど・・・なんで?

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綿のワイシャツなのに水洗いじゃなくてドライクリーニング指定?

恐らくそのワイシャツは高価なものではないですか?

そのような高級ワイシャツの中には水洗い不可、ドライクリーニングしてください、というものが確かにあります。

一般的に洗濯しやすいといわれている綿素材なのになんでドライクリーニング指定なのでしょうか。

こちらではその理由と適したお手入れ方法をご紹介します。

なぜドライクリーニング指定なのか

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高級なワイシャツは繊維自体が細く上質な綿が使われていることが多いです。

そのようなワイシャツは一見シルクのような光沢と滑らかな肌触りを持っています。

上品な麻素材のワイシャツなんかも高価になりますね。

これらは一般的なワイシャツと同じような洗い方では型崩れや風合いを損なう恐れがあるのです。

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例えば、一般的なワイシャツの洗濯マークはこのような絵表示になっています。

これは40度まで水温を上げて洗濯機で洗えるという意味です。

洗濯水温を上げることで、洗剤や漂白剤の効き目を良くし、強い洗浄力でより白く洗い上げることを目的としています。

しかし、このような洗浄力重視の洗い方は、高級素材のワイシャツにとっては強すぎるのです。

水洗い不可の素材かも

形は一見ワイシャツのように見えても、水洗いできない素材が使われているかもしれません。

レーヨンやシルクは、水洗いできない素材の代表格です。

安易に洗ってしまうと、縮んだり、風合いが変わったりする可能性が高く、そのようなトラブルが起こった場合に修復するのは非常に困難です。

モノによっては、麻なんかも水洗い不可となっている場合がありますね。

 

ドライクリーニング指定の問題点

そして、ドライクリーニングすれば万事OKというわけではないのが難しいところ….。

ドライクリーニングでは汚れは落としきれない

このような理由で高級ワイシャツはドライクリーニング指定となっているのですが、ここでも問題が発生します。

ドライクリーニングは水ではなく有機溶剤で洗う洗浄方法。

油性汚れは落としやすいですが、汗などの水溶性汚れを落とすことは不得意なんです。

そのためドライクリーニングだけではサッパリと洗い上げることができず、白さを際立たすこともできません。

本来ドライクリーニングという手法はワイシャツには適していないのです。

クリーニング料金が高くなる

今はワイシャツのクリーニング代って、すごく安いですよね。

だいたい1枚あたり百数十円が多いと思いますし、安いところでは100円を切っているお店もあります。

その理由としては、ワイシャツのプレス機が進化して、生産性が飛躍的に上がったり、経験のないパートさんでも仕上げられるようになったことが理由です。

しかし、ドライクリーニングしたワイシャツはプレス機を使用することができません。

(水洗いしたワイシャツを濡れたままプレス機に掛けるのが基本であるため。)

そうすると、職人さんがイチからハンドアイロンで仕上げることになるので、必然的にクリーニング代が高くなってしまうのです。

関連記事:ワイシャツのクリーニング代って安くない?その理由と料金相場をご紹介!

技術のあるクリーニング店に相談しましょう

このようなワイシャツは”デリケートな水洗い”が適しています。

しかし、普通にクリーニング店に持ち込んだ場合にはあくまでワイシャツとして取り扱われるため、非常に強い洗浄とプレスでクリーニングされる可能性があるのです。

かといって、洗濯表示通りのドライクリーニングを行ったところで汚れは思う様に落ちません。

  • ドライクリーニング指定になっているけど型崩れしないよう水洗いしてくれる
  • プレス機を使わずハンドアイロンで手仕上げしてくれる

このようなクリーニング店に依頼しなければなりません。

大切なワイシャツである事を伝えて適した方法でクリーニングしてもらいましょう。

「どのようなクリーニングをしてくれるか?」という質問に、上記のような対応を提案してくれたとしたら、そのお店には安心して預けても大丈夫でしょう。

もしくは、ご自身で手洗いするのもいいですね。

綿ならば、素材自体は水洗いできるわけですから、オシャレ着用洗剤を使って優しく手洗いすれば問題ない場合がほとんどです。

(洗濯表示で水洗い不可になっていれば、自己責任での洗濯にはなるのですが….。)