億劫になりがちなシーツのお洗濯・・・。
でも定期的にお洗濯しなければ大変なことになりますよ!
シーツも適した頻度でしっかりと洗いましょう。
キレイなシーツは清潔感があって気持ちいいですからね!
どれくらいの頻度で洗う?
皆様はシーツをどれくらいの頻度で洗っていますか?
ある調査によると1週間に1回以上洗濯する人は全体の4割だそうです。
海外では6割~8割の人が1週間に1回以上洗濯するようなので、日本人はシーツの洗濯頻度が少ないと言えそうです。
シーツは(夏場は特に)汗や皮脂などを大量に含んでいます。
確かにシーツを洗うのは億劫ですが夏場では週1回、冬場でも2週間に1回程は洗濯したいところです。
洗わないとどうなる?
前途のとおりシーツには汗や皮脂、髪の毛やフケなどが蓄積されていきます。
このようなものを大好物とするのがダニです。
これらの物質を餌として簡単に繁殖してしまうので注意が必要。
また、蓄積してきた汚れはいずれ黄ばみなどの変色を引き起こします。
目立つ汚れがある場合には要注意
前項でも少し触れましたが、汚れが蓄積すると厄介なことが起こってしまいます。
変色もそうですが、汚れは時間の経過とともに落ちにくくなります。
- 皮脂汚れ
- 血液
- ミルク(母乳)
これらは、時間の経過とともに変色しやすく、さらにタンパク質が固まることにより非常に落としにくい汚れへと変化してしまいます。
シーツの洗い方は?
それでは、こんな画像のようにシーツを気持ちよく真っ白に洗い上げるためにはどのようにしたらよいのでしょうか。
それにはいくつかのコツがあります。
普通に洗濯機を回すだけでは、なかなか白く洗い上げることはできません。
洗浄力を高めよう
シーツはほとんどの場合とても強い繊維である綿で作られています。
ネット上にはあたかもデリケート衣類のような洗濯方法が紹介されていますが、普段着と同じ洗い方で構いません。
標準コースでガシガシと洗ってあげましょう。
さらに”白いシーツをより白く”洗い上げたいのであれば、40℃ほどの温水を使ったお湯洗濯と弱アルカリ性粉末洗剤で洗浄力を上げて洗うのが効果的です。
漂白剤を使おう
また、汚れが変色にして黄ばんでしまっている場合には、酸素系漂白剤を使って漂白してあげましょう。
やはりここでも40℃ほどの温水に漂白剤を溶かすのが効果的。
この位の温度ですと、酸素系漂白剤がもっとも活発に働き漂白力を高めてくれます。
シーツは元々がベッドやマットレスを汚れから守るものです。
汚れていて当然のものなのです。
デリケート洗いなどせず、しっかりと洗って汚れを落とすのがポイントです!
それでも優しく洗いたい場合は?
「サボらず洗ってるからそんなに汚れてないよ!」という方は洗濯ネットに入れて中性洗剤使用、短時間で洗ってみてください。
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中性洗剤とはこのような洗剤になります。
汚れ落ちを重視した弱アルカリ性粉末洗剤に対して、こちらの洗剤は色褪せや型崩れを抑えることに特化したデリケート衣類用洗剤です。
ネットの中である程度動いてくれるよう、なるべく大判の洗濯ネットを使ってください。
ネットに入れる際にはグシャグシャに丸めて入れるのではなく、屏風たたみにして入れると水が浸透しやすくなります。
高級なベッドシーツもデリケート洗いがいいですね。
高品質な綿はシルクのような光沢と手触りが特徴です。
シーツだからといって洗浄力を上げると、独特な風合いが損なわれてしまうかもしれません。
(家庭洗濯ではそれほど心配ないかもしれませんが。)
柔軟剤は入れる?
吸水性が悪くなりますので柔軟剤の使用には注意しましょう。
というより、基本的には柔軟剤でなく洗濯のりを使う方が気持ちよく洗いあがります。
(柔軟剤の香りが気に入ってるの!って場合には、もちろん使ってもOKですが。)
ホテルシーツのようにパリッとさせたい時にはやはり洗濯のりが有効です。
こちらも使いすぎは吸水性が悪くなりますので薄目につけるようにしましょう。
糊で固くするというよりは、コシやハリを出すイメージです。
干し方のコツは?
シーツは物干し竿を占領してしまうので洗うタイミングが難しいですね。
とにかく風の通り道を作るように工夫して干しましょう。
物干し竿を2本使えるのならばM字に干すと風がよく通って乾きも早いです。
通称M字干し。
物干し竿2本も使えないよーって方はこちらもおススメ。
三角干し。
角に水分が溜まっていくので効率的に乾かすことができます。
また、早く乾かすために直射日光へ当てたくなりますが、この方法は生地への負担も懸念されます。
時間とスペースが許されるのなら風通りの良い場所で陰干しが最適です。
ホテルのシーツみたいに仕上げるには?
パリッと程よく糊が効いたホテルシーツような仕上がりは家庭で再現できるのでしょうか?
前途のとおり糊を入れれば多少のハリは演出できます。
しかし、ホテルシーツと同じような仕上がりは残念ながら難しいです。
それはクリーニング業者が使っている機械が関係しています。
クリーニング業者はこのようなシーツローラーという機械でシーツをプレスします。
ベルトに乗った濡れた状態のシーツがローラーの中へ吸い込まれていき、出てくるときにはしっかりと乾いてプレスされた状態となります。
その内部はこんな感じになっています。
金属のローラーが回っているのが見えるでしょうか?
これがアイロンの役目を果たします。
程よく濡れた状態でローラーを通る(アイロンがけされる)ことによりシワが伸び、糊立ちも良くパリッと仕上がるのです。
これを家庭で再現するには糊付けとアイロンプレスがポイントとなります。
薄く糊付けした後、アイロンでしっかりと熱をかけてプレスしてあげましょう。
[p_table cate=”sheet_single” title_bar=”no”]まとめ
このようにシーツの洗濯自体はそれほど難しいことではありません。
いつもの洗剤でいつものように洗えば十分です。
さらに薄く糊付けしてハリを出せば寝心地も良くなります。
(糊付けはハリを出すだけでなく防汚効果も期待できるので一石二鳥です!)
是非お試しください!