主婦が抱える洗濯への疑問を、プロのクリーニング屋が解決します!
今回は「梅雨や秋雨の時期に洗濯物が臭くならないように干すにはどうすればいいの?」という疑問。
これは、多くの主婦の方が悩んでいることですよね。
いつ雨が降るんじゃないか?!と心配で外干しするのもままならず、仕方なく部屋干ししたら何か臭う・・・。
せっかく洗濯したのにこれでは台無しです。
洗濯物が臭くならないような洗い方、干し方をしっかりとおさえておきましょう!
部屋干しでも洗濯物が臭くならないようにするには??
雨が降りやすいシーズンで一番困るのが洗濯なのよね。気持ちよく乾いた気がしないし、なんだか嫌な臭いもするし・・・。
そうですよね。集中して雨が降る梅雨も、ダラダラとパッとしない天気が続く秋雨も洗濯は大変だと思います。
はい、まず嫌な臭いが発生する原因は大きく分けて二つになります。菌の繁殖と洗濯で落としきれなかった汚れの変質です。
ほうほう。雑菌が繁殖してるから臭いってことは聞いたことがあるな。
雑菌の繁殖は湿気と密接に関係しています。こちらは干し方を工夫することで改善できる部分が多いです。
少しでも早く乾かすことで臭いを抑えることができるってことかな?
そうです!洗濯物同士の間隔を空けたり、乾きにくいポケットなんかを表に出したり、襟を立てたり・・・なんかが有効ですね。
はい。(苦笑)でも、これらの干し方は基本です。さらにサーキュレーターで送風してあげたりするのも効果的。
うんうん。じゃあ部屋干しのときはどこに干すと乾きやすいのかな?
それはリビングですね。人が常にいるところは空調管理されますから湿度も安定してます。元々エアコンを入れているわけですから、洗濯のために除湿器を使ったり浴室乾燥したりするよりも経済的です。
そうだよね。ちょっと見た目的に・・・だけど、家族には我慢してもらおう。
二つ目の原因は落としきれなかった汚れの変質ですね。
うん。洗濯してても落ちない汚れってことはクリーニングに出さなきゃダメなのかな?
そういうわけではありません。洗濯の方法を改善すれば家庭で落とせる汚れも多いですよ。クリーニング屋の私が言うのもなんですが・・・。(苦笑)
まずは洗濯の基本をおさえておかなければなりません。洗濯物を溜め込まず、適正な量を守って洗うのが第一。洗濯カゴに放置している間にも雑菌は繁殖してしまうので、洗濯サイクルを早めてドンドン洗ってしまいましょう。
洗濯そのものの品質を高めてあげましょう。この場合はとにかく洗浄力を重視します。洗浄力が高い弱アルカリ性粉末洗剤を使う、40℃ほどの温水で洗う、漂白剤を併用する、汚れやすい部分は下洗いしておく。こんなところがポイントです。
そうだと思います。でも、このようなちょっとした工夫で汚れ落ちは劇的に変わりますよ。特に温水を使うことで汚れ自体が落ちやすくなり、洗剤や漂白剤の効果もアップするのでおススメです。
ポイントをおさらい
それでは、今回の”部屋干しでも洗濯物が臭くならないようにするには?”という疑問についてのポイントをおさらいしておきましょう。
雑菌の繁殖と汚れの変質
このような原因で洗濯物から嫌な臭いが発生します。
雑菌の繁殖については部屋干しによる乾燥スピードの低下によって起きやすくなります。
湿った状態が長く続くほど繁殖しやすいということですね。
効率よく乾かすための干し方や便利グッズはこちらのページで詳しくご紹介していますので、あわせてご参照ください。
また、汚れ事態を洗濯物に残さないように、洗浄力を上げて洗濯するのも効果的。
特に肌に直接触れるようなものに関しては皮脂汚れに意して洗濯してあげましょう。
すでに見た目的にも黄ばんで着たりしている場合には、漬け込み漂白で一度リセットするのがおススメです。
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洗濯機自体の掃除も大切
洗濯機の掃除はこまめにやってますか?
洗濯槽が汚れていると、どんなに注意して洗濯しても嫌な臭いが発生することがあります。
ちょっと手間がかかる作業にはなりますが、部屋干しする機会が多くなる時期には掃除しておくのがおススメです。
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こちらのページでも詳しくご紹介しています
洗濯物の臭い対策についてはこちらのページでも詳しくご紹介しています。
あわせて読んでいただくと、さらに洗濯上手になれますよ!
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