【プロが解決!】アイロンのスチームとドライって何が違うの?

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洗濯の素朴な疑問

主婦が抱える洗濯への疑問を、プロのクリーニング屋が解決します!

今回は「アイロンのスチームとドライって何が違うの?」という疑問。

アイロンは”主婦の嫌いな家事ランキング”の上位に必ず入ってくるくらい皆さん苦手とされているようです。

でも色んなコツをつかむと短時間でとってもキレイに仕上げることができるんですよ。

その一つがドライとスチームの使い分けなんです。

アイロンのスチームとドライって何が違うの?

お悩み主婦さん
子どもが幼稚園に行き始めてから園服にをアイロンがけするようになったんだけどアイロンの使い方がよくわからないんだよね。ドライとスチームって切り替えができるみたいなんだけどコレなに?
お洗濯.net
そこは上手なアイロンがけをするために、とっても大切な部分なんですよ。
お悩み主婦さん
そうなのね。よくわからず使ってたけど。
お洗濯.net
まずスチームは蒸気を噴射する機能です。お洋服に水分を与えることで繊維が柔らかくなってシワが伸びやすくなるんです。
お悩み主婦さん
なるほど。それじゃドライはどんな時に使うの?
お洗濯.net
ドライはアイロン面の熱と圧力で、シワが伸びた状態のまま整形するイメージです。
お悩み主婦さん
具体的にはどのように使い分けたらいいのかな?
お洗濯.net
実はアイロンがけにおいて、スチームとドライの使い分けは基本中の基本です。
お悩み主婦さん
ほうほう。というと?
お洗濯.net
実際にやってみるとわかりやすいんですが、スチームをかけると確かに生地が柔らかくなってシワが伸びたように感じますが、パリッとした風合いにはならないんですね。
お悩み主婦さん
それはなんとなくわかる気がするな・・・。
お洗濯.net
例えばニット類のシワを伸ばしたいときはこれで十分なんです。そのようなお洋服はふんわり感を出したいですからね。
お悩み主婦さん
そうだね。
お洗濯.net
でも、シャツ類なんかはせっかくアイロンがけするならパリッとさせたいですよね?
お悩み主婦さん
ふんわりしたワイシャツはちょっと嫌だよね・・・。
お洗濯.net
そうですよね。そんな時にドライ機能の出番です。スチームでシワを伸ばしてからドライで形を整えてあげるんです。
お悩み主婦さん
そういう風に使うのか。
お洗濯.net
はい。アイロンを左右に動かすと思いますが、往路はスチームでシワを伸ばし、復路はドライで整形するという動作が基本形になります。
お悩み主婦さん
なんか髪形をセットするときみたいだね。温風でアレンジして冷風で形をキメる、みたいな。
お洗濯.net
まさしくその通りです!そのようなイメージでアイロンがけしてもらうと上手に仕上がると思いますよ。
お悩み主婦さん
わかったわ!試してみるよ!

ポイントをおさらい

それでは、今回の”アイロンのスチームとドライって何が違うの?”という疑問についてのポイントをおさらいしておきましょう。

スチームは蒸気を噴射してシワを伸ばす

スチームは蒸気を噴射し、水分を与えることで生地を柔らかくしてシワを伸ばす機能です。

スチーム機能が無いアイロンでも(今どきあまり見かけませんが・・・)、霧吹きと併用することで同様の効果が期待できます。

最近はスチーマーと呼ばれる、蒸気を当てることに特化した器具も人気なんですよ。

パナソニック 衣類スチーマー ブラック NI-FS470-K
パナソニック 衣類スチーマー ブラック NI-FS470-K

ジャケットやコート、ワンピース、ニット類なんかはスチームだけで十分キレイにシワを伸ばすことができます。

スチームを当てることで殺菌・消臭効果も期待できるので、日々のお手入れにも取り入れていきたい作業です。

ドライで整形する

シャツ類など、アイロン後にパリッとした風合いに仕上げたい場合にはドライ機能を使います。

スチームでシワを伸ばす→ドライで整形する

この動作がアイロンがけの基本になります。

 

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