【ネットの情報それホント?】ポスターカラーの落とし方

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ポスターカラーの落とし方

「ポスターカラー 落とし方」で検索すると出てくる情報をクリーニング店が試してみます!

「ネットの情報それホント?」シリーズ、ポスターカラー編です。

ネット上の情報まとめ

  • 40~50度ほどのぬるま湯で揉む
  • クレンジングオイルを使う
  • まれに漂白で落ちる

ポスターカラーは”不透明な”水彩絵具です。
水彩絵具の仲間なんですね。(名前の響きからはアクリル絵具の仲間のように聞こえますが・・・。)

ベタっと濃く塗りつぶすような使い方をするので、簡単に落ちないようなイメージがありますが、どうでしょうか。
それでは試してみましょう。

ポスターカラーを落としてみる

”水彩絵具の仲間”との事なので、水彩絵具の落とし方と同様の方法も試してみます。
この方法で水彩絵具は見事に落ちましたがポスターカラーはどうでしょうか?

水彩絵具の落とし方はこちら

下洗いする

ポスターカラーのシミ最初についているポスターカラーを粗方洗い流してしまいます。

洗剤をつける

洗い始めると、塊で付着している部分から一気に流れ出る可能性がありますので、揉み洗いとすすぎを手早く行わなければなりません。

すぐに水を使える場所で作業しましょう。

蛇口からでる水がぬるま湯になるように設定し、ポスターカラーに台所用洗剤をつけて揉み洗いしていきます。

揉み洗いする

このように色が溢れ出てきます。
しみ部分が広がらないよう、揉み洗いとすすぎを素早く行います。

色が出なくなるまで続けた状態がこちらです。

揉み洗い後

塊の部分は大体落ちましたが、まだかなり濃く色が残ってしまっています。

クレンザーを使う

水彩絵具の落とし方で活躍したクレンザーを試してみます。

クレンザーをつけて叩く

台所用洗剤とクレンザーを混ぜて歯ブラシで叩いていきます。

下に敷いたタオルにポスターカラーを移していくようなイメージです。

クレンザーで薄くなったポスターカラー

しばらく作業するとこのように薄くなりました!

台所用洗剤で揉み洗いしただけの時と比べると格段に落ちています。

しかし、水彩絵具ではこの時点で完全に落ちましたが、ポスターカラーはそうはいかないようです。

ユニリーバ ジフ(クレンザー) 270ml ジフクリームクレンザ-
ユニリーバ ジフ(クレンザー) 270ml ジフクリームクレンザ-

クレンジングオイルを使う

クレンジングオイルでさらに落とす

続いてネットの情報にあったクレンジングオイルを試してみます。

しみ部分にクレンジングオイルをつけて歯ブラシで擦っていきます。

そうすると・・・、

さらに薄くなったポスターカラー

さらに薄くなりました!

遠目からはほぼわからない状態まで落ちました。

ビオレ メイク落とし パーフェクトオイル 230ml
ビオレ メイク落とし パーフェクトオイル 230ml

漂白してみる

最後のもうひと押し!ということで酸素系漂白を試してみます。

ワイドハイター

原液を直接つけてドライヤーで熱を加えてみました。

漂白した後

すごーく、薄く残っているようですが、ほぼ完璧ではないでしょうか?

水彩絵具に比べると苦戦しましたが、最終的にはかなりキレイになりましたね!

ワイドハイター 衣料用漂白剤 粉末 本体 750g
ワイドハイター 衣料用漂白剤 粉末 本体 750g

酸素系漂白剤の使い方についてはこちらのページが詳しいです。

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まとめ

ポスターカラーはかなりキレイに落とすことができました。
学生服のシャツやブラウス、体操着についたポスターカラーはこれらの方法で試してみてください!

しかし、今回の方法は全ての衣類に使えるわけではありません。
最後に注意点をご確認いただき、ご家庭でチャレンジできるかどうかをご判断ください。

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注意点

  • 叩いたり擦ったりする工程上、綿やポリエステルなどの強い繊維にしか使えません。
  • 色落ちするような濃い色柄のお洋服は色が抜ける可能性があります。
  • 水を使う関係上、ウール、シルク、レーヨンなどのデリケートな繊維には使えません。
  • 付着してからの時間、量、ポスターカラーの種類などによって同じ結果になるとはかぎりません。
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