【ポリエステル】生産量No1の合成繊維

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ポリエステルについてのお話

その取り扱い易さ、優れた性質により、ポリエステルの生産量はアクリル、ナイロンを合わせた数量よりも多く生産されています。

また、ポリエステルは圧倒的に衣料品へ加工されることが多いので、皆様が所有しているお洋服もポリエステル製品が多いのではないでしょうか?

新合繊と呼ばれるポリエステルの登場で、昔のポリエステル繊維と比べるとその繊維の細さは10分の1、細さ0.1~1デニールのものが主流となっています。

特徴

最も強い繊維の一つです。

製品化した時のハリ、コシ、耐熱性が他の合成繊維よりも優れています。
熱セットによりプリーツ加工もしやすく、洗濯での収縮も少なく、速乾性がある、など衣料品としていいことばかりの繊維です。

また、耐候性にも優れていて長時間光に当てても変色や強度の低下が起こりません。
薬品にも強く、しみ抜きもしやすい繊維と言えます。

ただし、染色性は他の合成繊維に劣り、汚れも吸着しやすいなどの欠点もあります。

ポリエステルのクリーニング

これ以上取り扱いしやすい繊維はない!というくらい洗濯しやすい繊維です。
ご家庭での洗濯、乾燥も容易にできます。

ただし、極細のポリエステルを使用した衣類は希に「水洗い洗濯できません」という表記がございます。
これは、ファッション性を重視したデリケートな衣類に多く見られます。

このような衣類はクリーニング店でドライクリーニング、デリケート衣類扱いでご依頼ください。

また、ポリエステルの白いブラウスなどは「逆汚染」といって洗濯中に一度離れた汚れがもう一度付着してしまうことがあります。
汚れの多い衣類と一緒に洗ったり、洗濯物を詰め込み過ぎると起こりやすくなります。

この場合には、漂白処理を行う必要がございますので、クリーニング店へご相談ください。

 

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