新生活をはじめる方に!知っておきたい日々の洗濯のこと
- 投稿:2019.03.30
- 更新:2020.10.03
- 洗濯のこと

新生活で一人暮らしをはじめると、これまで親御さんがやってくれていた色んなことを自分でやらなければなりません。
料理、掃除、ゴミ出し……etc。
そんな中でもけっこう大変なのが洗濯。
新生活をはじめたばかりで忙しいからといって洗濯物を溜め込んでいると……大変なことになっちゃうかも?!
洗濯物は溜め込まない!
これに尽きます。(笑)
毎日忙しくて家ではのんびりしたい。
家に帰って、料理して、ちょっとくつろいで……なんてやっていると洗濯どころではありません。
特に男性陣は多いんじゃないでしょうか。。
しかし、洗濯物を溜め込んで一気に洗おうとすると、いろいろと良くないことが起きるかもしれないんです。
汚れが定着してしまう
汚れが落ちやすいタイミングは、言うまでもなく”付着したばかり”のときです。
汚れがついたばかりなら、水だけでも洗い流すことができるものもありますが、時間が経ってしまうと汚れやシミはだんだんと落ちにくくなってしまうのです。
月曜に着たお洋服を週末にまとめて洗おうと思うと5日間も放置することになりますよね。
これではよくありませんね。
詰め込み過ぎると汚れが落ちない
洗濯物を詰め込み過ぎると汚れ落ちが悪くなります。
これは縦型でもドラム式でも同じです。
適切な容量で洗わなければ洗濯機のパワーも半減してしまうのです。
詰め込み過ぎた状態では、本当に”ただ水で濡らしただけ”という感じで汚れはまったく落ちません。
数日間溜めてしまっては洗濯機もいっぱいになっているのではないでしょうか。
週末に一気に洗濯するにしても、2回に分けて洗うなど工夫しなければ汚れは落ちません。
カビが発生するかもしれない
カビは栄養(汚れなど)、湿気、温度など条件が整うとアッという間に発生してしまいます。
特に注意しなければならないのは洗濯機に入れたまま放置してしまうことです。
通気性のある洗濯カゴに入れているならまだいいですが、洗濯機の環境は非常によくありません。
暖かい季節、汚れた洋服、湿ったタオル…….これらがごちゃ混ぜで放置されているわけですからカビが発生する可能性はゼロではありません。
また、洋服だけでなく洗濯槽にカビや雑菌が繁殖する恐れがあります。
恐れがある….というか、どんなに注意していても発生は抑えられないのですが、その繁殖スピードが格段に上がってしまいます。
洗濯機の蓋は常時開けておき、洗濯物はカゴに溜めていくようにしましょう。
そして定期的な洗濯槽掃除は必須です。
関連記事:これで洗濯槽もピッカピカ!洗濯機の掃除は酸素系漂白剤で!
やっぱりこまめに洗濯しよう!
ひとり暮らしでは、一日ではそれほど洗濯物が出ないかもしれませんね。
さすがに2~3着で洗濯機を一回動かすのはもったいないです。
実は洗濯物が少なすぎても汚れ落ちが悪くなるので、やっぱり適量で洗いたいところ。
丸まる一週間は溜めすぎかもしれませんが、洗濯物の量を見ながら2~3日ほどでは必ず洗濯しておきたいですね。
薄手のインナーやフェイスタオルくらいでしたら手洗いしてしまうのもおススメですよ。
ひどい汚れは前処理してから洗う
毎日洗わないのであれば、ひどい汚れや目立つ汚れがあるお洋服を別に仕分けておいて、前処理してから洗うのも効果的です。
特に襟や袖口などは、体から分泌される汚れが付着しやすいので、下洗いして落としておきます。
ぬるま湯+固形石鹸で揉み洗いしてから洗濯機に入れると、汚れ落ちが格段にアップします。
固形石鹸が無ければ、食用洗剤でも代用可能です。
油汚れをよく落とすので、皮脂汚れ落としにはピッタリです。
関連記事:台所用洗剤(食器用洗剤)は、洗濯を助ける優秀な前処理剤!
洗浄力を上げる方法を覚えておく
落としきれなかった汚れがあったり、汚れた洗濯物が多いときには、洗浄力を上げて洗濯しましょう。
家庭でできる最強ランクの洗濯は、弱アルカリ性洗剤+40度ほどの温水+酸素系漂白剤で洗うことです。
汚れ落ちを良くするためには、お湯洗濯が効果的。
さらに40度ほどの水温で洗うと、酵素や酸素系漂白剤の活動も活発になり、洗浄力、漂白力が格段に上がります。
注意点としては、洗浄力を上げるほど色落ちなどお洋服への負荷も大きくなること。
特に新品の洋服なんかは、ものによっては激しく色落ちする場合があるのでご注意ください。
最後に
やはり極限までため込まずに、洗濯機の適量くらいで洗濯していくのがいいですね。
繰り返しになりますが、洗濯機がパンパンになるまでため込んでから洗っても、綺麗に汚れを落とすことはできません。
汚れを落としているというより、濡らしているだけに近いです。(汗)
生活サイクルに支障が無い頻度で、、そして汚れ落ちも考慮して洗っていきましょう。