【プロ直伝】ムートンブーツの洗濯方法と上手な洗い方

【プロ直伝】ムートンブーツの洗濯方法と上手な洗い方
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可愛い!暖かい!履きやすい!と冬ブーツの超定番ムートンブーツ。

しかしムートンブーツは水染みができやすく、シーズンオフはもちろんシーズン中でもお手入れが必要になります。
あまりに汚れが目立ってくると「自分で洗えないかな?」と考える方も多いのではないでしょうか?

そこで”プロはムートンブーツをどのようにクリーニングしているか?”その洗濯方法をご紹介します!

まずはじめに

ムートンブーツの洗濯は、失敗すると色むらになったり型崩れする恐れがあります。
洗濯としての難易度は高いのです。

同じ道具を使い、同じ洗い方をしても経験と技術が伴わなければ安全ではありません。

本記事はプロのクリーニング同様の仕上りを保障するものではありませんので、セルフメンテナンスを行う際にはよくご検討の上チャレンジしてくださいね。

 

ムートンブーツの状態をチェック

汚れをチェックする

洗う前にムートンブーツの状態をチェックしておきましょう。

目立つ汚れを確認しておくのはもちろん、生地が弱っている部分も把握しておきます。

スレがひどかったり、穴が空きそうな箇所はデリケートに洗わなければなりません。

しっかりと覚えておきましょう。

今回洗うムートンブーツはこのような状態でした。

洗う前のムートンブーツ1
全体的、かなり広範囲に汚れが目立ちます。
洗う前のムートンブーツ2
後側も同様ですね。
洗う前のムートンブーツ3
横にはかなり大きなシミが。
洗う前のムートンブーツ4
ソール部分もかなり汚れています。

損傷は見当たりませんでしたが、全体的に汚れが目立ち、ムートン部分だけでなくソールにも汚れが確認できます。

この状態からどこまでキレイになるか楽しみですね!

洗濯する

それでは本題。
ムートンブーツを洗ってみます!

できる限り詳しくご紹介したいので少々長くなりますが、お付き合いください。

洗浄液を作る

洗浄液を作る

常温の水に洗剤を溶かして洗浄液を作ります。

濃度が濃すぎたり、原液がついたりすると色むらができる恐れがあるので、洗剤量はあくまで適量で。

ムートンブーツを入れる前にしっかりと混ぜ合わせておくことが大切です。

使う洗剤は中性洗剤。
洗浄力が高い弱アルカリ性粉末洗剤ではありませんよ。

漂白剤や蛍光剤も無配合のものを選びましょう。

できればデリケート衣類用のおしゃれ着洗剤がおススメです。

このような洗剤がデリケート衣類用中性洗剤です。

また、本記事では二層式洗濯機を使っていますが、バケツや桶、洗面台などムートンブーツが入る容量の容器でしたらなんでもOKです。
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ちなみにムートンブーツの有名ブランド”UGG”から専用のメンテナンスキットが発売されてます。

なんでも純正品がいい!という方はこちらをどうぞ。

コロニル Collonil ムートンブーツケアセット
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UGGではなくても、このようなメンテナンスセットがあります。(こちらの方が買いやすいかも。)

でも必ず買わなければならないわけではありませんよ。

前途の通りデリケート衣類用中性洗剤と柔軟剤で、十分対応可能です。

洗剤の代わりにシャンプー、柔軟剤の代わりにリンスを使う方もいます。

洗う

洗浄液に漬ける

それでは洗っていきましょう。
先ほど作った洗浄液にムートンブーツを入れます。

ゆっくりと落とし込んで、丁寧に洗浄液を浸透させていきましょう。

豚毛のブラシ

手洗いでもいいですが、ブラシで洗うのが一番効果的です。

硬すぎないブラシを使うのがポイント。
当店では馬毛のブラシを使っています。

洗浄液を泡立てながらブラシ洗いしていきましょう。

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ブラシ洗い2

汚れの程度にもよりますが、必要以上に力を入れる必要はありません。

なるべく一方方向に毛並みを整えるようにしてブラッシングしていきましょう。

洗っているとブーツの染料が出てきて水に色がついてきますが、気にしなくて大丈夫です。
(というよりも、仕方がない現象です。)

ブラシ洗い1

目立つ汚れがある部分は重点的に。

状態を確認しながら、丁寧に作業を進めていきましょう。

これはお洋服でもそうですが、汚れが落ちないからといって必要以上に擦ると、落ちないどころか生地を傷めてしまう場合があります。

深追いせず、きっぱりと諦めてしまうことも、失敗しないようにする一つのポイントです。

濯ぐ

綺麗な水で濯ぐ

全体的にブラシ洗いして、目立つ汚れも落とすことができたら洗剤成分を洗い流していきましょう。

洗濯機でいう濯ぎ工程ですね。

汚れた洗浄液を排水し、綺麗な水と入れ替えます。

そこで泡が出なくなるまでしっかりと濯いでください。

洗剤成分が残っていると色むらの原因となるのでご注意を。

最後に薄く柔軟剤を入れた溶液に浸して仕上げます。

水気を切る

タオルで水気を取り除く

洗濯機でいう脱水工程です。

ムートンブーツが含んでいる水分を取り除きます。

ムートンブーツが包める位の大判バスタオルで水気を取っていきます。

その際にムートンブーツの色がバスタオルに移ってしまうので、捨ててもいいようなタオルを使いましょう。

この方法が最もムートンブーツに負担がかかりません。

しかし、実際に作業してみるとわかりますが、ムートンブーツはかなりの水を含んでいるので、なかなか水分を取りきれません。

そんな時には、洗濯機の脱水機能を使う場合もあります。(おススメはしませんが。)

ムートンブーツをバスタオルに包み、洗濯機で脱水からスタート。
高速脱水に入ったら10秒ほどで手動でストップしてあげましょう。

乾燥する

タオルを詰めて形を整える

型崩れを防ぐためハンドタオルや新聞紙、ペーパータオルなどを詰めて形を整えます。

その後、風通しの良い場所で陰干ししましょう。
状況にもよりますが、完全に乾くまで2~3日ほどかかります。

ちなみに、ドライヤーや乾燥機を使った高温乾燥は絶対に避けてくださいね。

熱によって硬化したり風合いが変わったりする恐れがあります。

ある程度乾いてきたら詰め物を取り除き、中までしっかりと乾かしましょう。

最後にブラッシングして毛並みを整えたら完成です。

 

洗濯後のムートンブーツ

今回洗ったムートンブーツはこのように仕上がりました。

洗った後のムートンブーツ1
色味が濃く鮮やかになりました。
洗った後のムートンブーツ2
後ろ側もすっきりキレイになっています。
洗った後のムートンブーツ3
一番目立ってた大きな汚れも消えました!
洗った後のムートンブーツ4
ソールの汚れも完全に無くなりました!

ムートン部分、ソール部分共に目立つ汚れはほとんど落ちています。

薄汚れたような風合いも改善されて、色味が明るくなったようです。

わかりやすいように洗濯前と洗濯後の画像を並べてみます。
(左が洗濯前、右が洗濯後です。)

ビフォア→アフター1

ビフォア→アフター2

ビフォア→アフター3

ビフォア→アフター4

いかがでしょうか。

見違えるほどキレイになったと思いませんか?
こんな感じで洗いあがれば大成功ですね!

最後に撥水しておくと、なお良し!

ですが、状況によっては撥水スプレーの液体がシミのようになる可能性があるので、心配な方はやめておきましょう。

それでも!というかたはプロにお願いしましょう。(笑)

まとめ

このようにムートンブーツはしっかりお手入れすると、驚くくらいキレイになります。

「汚れてないから・・・。」といってお手入れしないのもNGです。
汚れを落とさないまま長期保管するとカビや変色の原因となります。

シーズンオフには必ず洗っておきましょうね。

繰り返しになりますが、同じ道具と手順で洗濯しても、絶対安全に洗えるわけではありません。
経験や技術によっても仕上り品質が変わりますのでご注意ください。

まずはフェイクムートンや、処分しようと思ってた古いムートンブーツを洗濯してみることをおススメします。

大切なムートンブーツは無理してセルフメンテナンスせず、プロのクリーニングをご利用くださいね!