洗濯物が絡みすぎてイライラ!その原因と絡まないようにする対処法
- 投稿:2020.06.30
- 更新:2020.10.03
- 洗濯のこと

日々の洗濯で、地味にイライラするのが、洗濯物同士の絡まり。
取り出すのも力がいるし、出したら出したで、ほぐしながら干さなければならないので、こちらも一苦労。。
そんな洗濯物の絡まりの原因と、絡まりを防ぐ対処方法をご紹介します。

現役でクリーニング店に勤務している国家資格クリーニング師(登録番号:京都府登録第三四二八号)です。
洗濯物が絡まる理由
洗濯物の絡まりは、特に縦型洗濯機で発生しやすくなります。
ドラム式が上から下に落下する衝撃で汚れを落とす叩き洗いなのに対し、縦型洗濯機は渦巻のような水流で洗濯物同士が捻じれながら擦れ合うことで汚れを落とすからです。
縦型洗濯機は、汚れ落ちが良い反面、洗濯物への負荷も大きく、たくさんの水を使うためランニングコストが掛かりやすいといわれています。
最近の縦型洗濯機はそのあたりも改良されてきていていますが、一般的には”縦型=絡みやすい”という認識ではないでしょうか。
絡まりを軽減する対処方法
それでは、洗濯物の絡まりを軽減する対処方法を思いつく限り書いてみます。
洗濯物量は適量で
これは全てに言えることですが、良質な洗濯をするためには適量がキーワードです。
洗剤、柔軟剤、洗濯物….など入れ過ぎは絶対にNG。
絡まりも洗濯物量が多いと起こりやすくなるといわれています。
柔軟剤を入れる
柔軟剤は非常にメジャーな洗濯助剤ですから、すでに使っている人も多いかと思います。
柔軟剤は、生地の表面をコーティングするような状態になるため、ツルツルと滑りやすくなり、その影響で絡まりも軽減されます。
洗濯ネットを使う
これは、ある意味では最強かもしれません。
洗濯物を小分けにして、全て洗濯ネットに入れてしまうことで、絡まりを防ぎます。
これならば、絡まりが発生するはずもありません。
しかし、本来はデリケートな衣類を洗濯時の負荷から守るために使いますから、単純に汚れ落ちは悪くなります。
洗濯で落ちなかった汚れは衣類に蓄積していきますので、個人的には絡まりを防ぐためだけに洗濯ネットを使うのは、あまりおおススメできません。
洗濯物を無造作に投げ入れない
洗濯機を洗濯カゴ代わりに使っている場合に、絡まりが起きやすくなるといわれています。
これを解消するためには、洗濯物を1点ずつクルンとひと塊に丸めながら入れていきます。
ちょっと面倒くさいですし、なんとなく絡まりが少ないからなー?程度の効果だと思いますので、時間的に余裕があるときの方法ですね。
洗濯ボールも効果的らしい
自分は使ったことがありませんが、洗濯ボールというツールを使うと洗濯物の絡まりを軽減させることができるそうです。
洗濯の際にこのボールをいくつか入れて普通に洗濯することで、絡まりを防ぐだけでなく水流の変化、揉み作用によって汚れ落ちも良くなります。
洗濯ボールにはこのような種類があります。
- ゴム製:もっとも安価でありながら効果大
- セラミック入り:洗浄力をアップさせる
- スポンジ製:髪の毛や糸くずを絡め取る
ゴム製は100均でも買えるみたいなので、まずはここから試してみてはいかがでしょうか。