セーター・カーディガンを手洗い洗濯する【プロ直伝】の方法

セーター・カーディガンを手洗い洗濯する【プロ直伝】の方法
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手洗いOKのセーター、洗濯機のデリケートコース、ドライマーク衣類用洗剤・・・などなど、「ウールのセーター・カーディガンを洗えますよ!」という方法がありますがホントに大丈夫でしょうか?

その答えは・・・、

やり方間違えると縮みます!
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ポイントは「揉まない」こと

アクリルやコットン素材なら比較的安心ですが、ウールの場合は要注意

ウール製品は様々な要因により縮みますが、洗濯においては絶対に揉まないこと。
これが一番大切です!

今後ご紹介する全ての行程において絶対に揉んではいけません。

水で洗うことによりウールの表面のウロコ(スケールといいます)が開き、その際に揉み作用が加わることにより絡み合って縮みます。
これをフェルト化収縮といいますが、この現象を防がなければならないのです。

関連記事:ウール製品を洗濯すると縮むのはナゼ?

なので洗濯機は使用せず、必ず手洗いしましょう。

 

セーター・カーディガンの洗濯方法

それでは実際にウールのカーディガンを洗濯してみましょう。

繰り返しになりますが、ウール素材の水洗いは常に収縮の危険性と隣り合わせです。

丁寧に作業しましょうね。

1.洗濯表示を確認する

まずはメーカーさんが記載してくれている洗濯表示を確認してみましょう。

前途の通り、アクリルやコットンでしたら比較的扱いやすいですが、ウール素材(特にアンゴラやカシミアなど毛足が長いもの)に関しては収縮の危険性があります。

iso-14

ちなみに水洗いできないお洋服にはこのような絵表示が記載されています。

メーカーさんとしては「水洗いできませんよ!」と言っているので、ここからの洗濯は自己責任の範囲で行わなければいけないということも覚えておいてください。

洗濯表示に関してはこちらのページが詳しいので、あわせて参考にしてください。

関連記事:洗濯表示マークを覚えて洗濯上手に!新JIS一覧

2.元のサイズを測る

洗う前に採寸する
洗う前に採寸しておきましょう

多少の縮みは後の整形で元に戻せます。
手洗い前にサイズを測っておきましょう。

基本的な部分は身丈、身幅、袖丈です。

採寸する場所を画像で確認する

PROMART 抗菌メジャー オートストップタイプ KA-15
PROMART 抗菌メジャー オートストップタイプ

3.シミ、汚れを確認する

シミを確認
シミや生地が傷んでいる部分をチェック

採寸に続き、手洗いしたいお洋服の状態を確認しましょう。

いい機会なのでシミ、汚れ、ほつれなど今まで気にしていなかった場所までチェックしてみてください。

目立つシミがある場合には、事前に前処理しておきましょう。

シミを前処理する
シミは洗う前に下処理しておく

シミ部分を濡らして、固形石鹸をつけておきます。

この時にも生地を揉まず、軽く押すように石鹸を馴染ませてあげます。

ここまでで下準備は終わりです。

それでは手洗いしてみましょう!

4.優しく手洗いする

デリケート衣類用洗剤を入れる
ウールの手洗いはデリケート衣類用中性洗剤で!

溜めた水にデリケート衣類用の中性洗剤を混ぜて洗濯溶液を作ります。

使用量はお使いの洗剤に記載の量を守って入れましょう。

先に洗剤がしっかりと混ざった溶液を作ることがポイントです。

洗剤が溶けきっていないうちにお洋服を入れてはいけません。

関連記事:デリケート衣類用の中性洗剤とはどんな洗剤?

押し洗いする
揉まず、擦らず、優しく押し洗い

軽くたたんだ状態でお洋服を入れます。

手洗いというより押し洗いするイメージです。
押しては離し、押しては離し・・・を繰り返し、ゆっくりと20~30回ほど押し洗いします。

何度も言いますが、絶対に揉んだり、擦ったりしてはいけません!

5.丁寧にすすぐ

すすぐ
泡が出なくなるまですすぐ

洗いが終わったら次はすすぎです。

洗濯溶液を捨てて、すすぎ工程に入ります。

水を出しっぱなしにしながら泡が出なくなるまですすいで下さい。

泡が出なくなるまですすぐ
丁寧、且つ手早くすすぎます

デリケート衣類用の洗剤はすすぎで流れやすく作られていますが、すすぎ残しが無いよう丁寧に作業します。

すすぎの時も揉まない(しつこい!)ようにご注意を。

6.柔軟剤を入れる

柔軟剤を入れる
柔軟剤、もしくはヘアリンスで仕上げる

すすぎが終わったら柔軟剤で仕上げていきましょう。

適量をいれて馴染ませます。
柔軟剤が浸透したら次は脱水です。

※柔軟剤はお洋服に残すものなので、すすいで流してしまわないようご注意ください。

7.脱水する

脱水の際も、極力負荷を与えないよう注意が必要です。

手で軽く絞る
手で水気を切る

まずは手で軽く絞って水を切りましょう。

間違っても雑巾を絞るようにねじり込んではいけません。

お洋服を手で包み、優しく握るように絞ってください。

脱水する
洗濯機で短時間脱水

最終的な脱水は洗濯機の脱水機能を使いましょう。
ただし、機械任せではなく、止めるタイミングを自分で操作します。

広げた状態でお洋服を入れ脱水スタート、高速回転に入ったら30秒ほどで停止ボタンを押します。

この程度で十分です。
絞り過ぎは余分なシワをつくる原因となります。

8.乾かす

ハンガーに掛ける
サイズが合ったハンガーを使いましょう

薄手のセーターやカーディガンでしたらハンガーにかけて干しても大丈夫です。

その際には画像のように縫い目がしっかりとハンガーに乗るように掛けましょう。
そうしなければ型崩れの原因となります。

平干しする
平干しなら、さらに安心

もっとも良い方法は平干しすることです。
平干しが一番型崩れを起こしにくい方法です。

平干し用の台をお持ちでしたらそちらを使いましょう。
無ければ大きいバスタオルを敷いてその上で干します。

関連記事:洗濯物の干し方を知りましょう!

サイズを確認する
最後に寸法を確認

この時にもう一度サイズを測ります。

縮んでいるようでしたら手で整形して元のサイズに戻してあげましょう。

9.仕上げ

仕上げ乾燥する
仕上げ乾燥でふっくらと

最終的な仕上げは乾燥機を使うのがベストです。

お洋服が完全に乾いたら乾燥機で10分ほど乾燥してあげます。

温風があたることで寝ていた毛が起き上がり、ふっくらとした風合いとなります。

乾燥機が無ければドライヤーで代用しましょう。
毛を起こしてあげるようなイメージでブローしてあげてください。

アイロンをかける
ハンドアイロンで小ジワを伸ばしましょう

細かい小ジワが気になる場合にはアイロンで仕上げます。

アイロンがけというよりは、アイロンの蒸気をあててシワを伸ばしてあげます。

10.仕上がりをチェック

手洗い完了
完成!

いかがでしょうか?

収縮もなく風合いよく洗い上げることができました!

確かに手間はかかりますが、お気に入りを自分で洗うのはさらに愛着が沸くものです。
機会があれば是非試してみてください!

落ちないシミはクリーニングへ

残ったシミ
落ちなかったシミは無理せずクリーニングへ

実は最初に前処理したシミは手洗い後に薄くはなりましたが、完全には落とせず残ってしまいました。

しかし、ご家庭での手洗い洗濯はここで留め置かないとこの先のシミ抜きはリスクが高すぎます。

このようなシミを落とすのはプロの役目です。

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シミ抜きすればこの通りキレイに!

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失敗したくないお気に入りや、落ちないシミがあるお洋服はクリーニング店へお任せください。

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注意点をおさらいしておきましょう

それでは最後に洗濯するときの注意点をおさらいしておきましょう。

絶対に力を加えない

揉まない!擦らない!叩かない!

これはもう鉄則です。

洗浄液の中を泳がせるようなイメージで丁寧に洗いましょう。

ドライマークコースなど洗濯機のドラムがほとんど動ない洗濯コースもありますが、家庭でチャレンジするなら手洗いが一番安全です。

洗剤はデリケート衣類用中性洗剤で

アルカリはウールのタンパク質を取り除いてしまう可能性が高くなります。

(普段の洗濯ではそれが弱アルカリ性洗剤のメリットなんですが。)

そのため弱アルカリ性の粉末洗剤ではなく、必ずデリケート衣類用の中性洗剤を使いましょう。

このような洗剤は液性が素材に合っているだけでなく、スケールが開かないように工夫されているので、ウールの手洗いには絶対におススメです。

補足事項

本記事の手洗い洗濯は、もっとも基本的な方法をご紹介しております。

ウールの種類やお洋服の形状により適した方法は異なります。
今回の方法は全てのウール製品に適している訳ではございませんのでご注意ください。

まとめ

このようにウール素材のセーターやカーディガンも、洗濯方法を間違えなければ家庭でも取り扱いできます。

買ったばかりの頃はドライクリーニングの方が風合いを保ちやすいですが、繰り返し着用している愛用品はそもそも新品当時の風合いが無くなってしまっている場合も多いです。

それでしたら家庭で手洗いしてしまった方が経済的ですよね。
(クリーニング屋が言うことじゃないような気がしますが・・・。)

普段着は手洗いで、一張羅はクリーニングへと、着用頻度や素材のランクによってのお手入れの仕方を分けるのが賢い方法です。

ぜひお試しくださいね。

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