ベーシックなスーツの色といえばネイビー、チャコールグレー、ブラウンなどが思い浮かびますよね。
でも最近人気のグレージュという色をご存知ですか?
正統派とカジュアルが同居したようなその色は、オシャレビジネスマンのキーアイテムになるかもしれませんよ?!
グレージュとは?
「グレージュ」とは、グレーとベージュの中間色のこと。
イエローにブラックを混ぜた色です。
実際の色はこんな感じ。
真ん中がグレージュと呼ばれている色です。
普段はあまり聞きなれない色ですが、ファッション関係ではよく使われます。
スーツの色としても、大変魅力があり、お洒落ビジネスマンさんが着ているのを見かけます。
正統派なグレーの印象を残しつカジュアル度が増したような雰囲気ですね。
優しい中にも、どこか独特な印象があります。
中間色の説明は、曖昧なコメントになってしまうものですね・・・。
口下手なクリーニング屋ですみません。(汗)
グレージュの良いところ
皆さんがお持ちの靴や小物、コートなどはブラックやブラウンが多いのではないでしょうか?
グレージュだったらブラックもブラウンもよく合うので、コーディネートがしやすいのが特徴です。
また、我々日本人の肌の色にもよく合うので、見た目の印象もとても良いです。
グレージュの色選び
一言にグレージュといっても、実際の色味は物によって差があります。
グレーが強かったり、イエローが強かったりして微妙に違いが出てくるのです。
買ってみたら手持ちのアイテムと合わなかった・・・、なんて事がないように注意してください。
グレージュのスーツをクリーニングに出す際の注意点
中間色はしみ抜きが難しい色です。
少しでも負荷を加えると、たちまちその部分だけ白けてしまいます。
「色補正」という技術で、再度色をつける事も可能ですが、料金はかなり高くなってしまいます。
※しみ抜きにも段階があり、基本的なしみ抜きは無料でやってくれるクリーニング店もありますが漂白~色補正はしみ抜き代がかかる場合がほとんどです。
ご着用の際には、しみをつけないよう充分ご注意ください。
淡い色のジャケットはエリ汚れも気になります。
こちらも、変色すると漂白でしか復元できないので、エリ付きのシャツを着る、スカーフを巻くなどの工夫が必要です。
また、ベビーパウダーをつけておくと皮脂を吸い込んでくれるので防汚効果が期待できますよ。
グレージュだけでなく、ライトグレーなど淡い色のスーツを着るときにはぜひお試しください。