ドライクリーニングの汚れ落ち

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この記事は国家資格クリーニング師が書いています
ドライクリーニングの汚れ落ち
「ドライクリーニングは汚れが落ないって本当ですか?」

希にお客様からこんな質問がございます。
どこから聞いた情報なのでしょうか・・・。

誤解を払拭すべくドライクリーニングの汚れ落ちについて、クリーニング店からお答えします。

ドライクリーニングは汚れが落ちない??

一言に「汚れ」と言っても、様々な汚れの種類があります。

一言に「素材」と言っても、様々な素材の種類があります。

これらを一つの方法でクリーニングすることはベストではありません。
多種多様な方法がある中の、ベーシックなクリーニングがドライクリーニングです。

 

ドライクリーニングとは

ドライクリーニングは石油系溶剤で洗うクリーニング方法です。

文字通り油溶性の汚れをよく落とします。
油溶性の汚れとは油シミや、皮脂汚れです。

逆に、汗など水溶性の汚れは落ちにくいクリーニング方法です。

しかし、界面活性剤が入っているので全く落ちないという訳ではございません。

※界面活性剤とは、簡単に言うと水と油という溶け合わないものを、溶けたような状態にする物質です。

この、「水溶性の汚れが落ちにくい」という部分が誤解を生んで、「ドライクリーニングは汚れが落ちない」と思っている方がいらっしゃるようです。

水溶性の汚れに関しては、前処理、後処理、特殊ウェットクリーニングなど様々な方法がございますのでご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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