洗濯機の脱水時間って気にしてる?もう少し短くしても大丈夫かも!?

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皆さんは洗濯機のプログラムを把握してますでしょうか?

クリーニング店では、洗濯時間や濯ぎ回数、水量やドラムの回転数など、洗濯物の種類によって様々な工程を組んでいます。

それによって、洗濯物にとって最適な洗濯工程や、無駄な時間を作らないように工夫されています。

細かく工程を把握しておくことで、家庭でも洗い上がりが良くなったり、時短に繋がったりするのです。

今回は、洗濯工程の中の”脱水”にスポットを当てていきたいと思います。

洗濯機の脱水機能

洗濯機の機能の中でも、もしかしたら最大の恩恵を受けているのが脱水機能かもしれません。

手作業でも、洗うこと自体は比較的ラクだったりしますが、ボトボトに濡れてしまった衣類を絞るのはかなりの重労働です。

しかも、人の手で大量の水分を取り除こうと思うと、雑巾のように絞る以外の方法がありません。

しかし、その捻じれ作用は衣類にとって非常に負荷が大きい行為になります。

男性が力強く絞ったりすると、「ブチブチ…..」と繊維が切れたりしますからね。(苦笑)

その点、遠心力で水分を飛ばす洗濯機の脱水機能は、衣類へのダメージをできるかぎり抑えながら、短時間で水分を取り除くことができる便利な機能となっています。

 

脱水時間の調節

洗濯機

それでは、脱水時間について詳しく見てみましょう。

目的に応じた時間に設定することで、衣類への負荷を抑えるだけでなく、時短にもつながります。

初期設定では5分~8分くらいが多い

ほとんどの方が、洗濯機にデフォルトで登録されている「通常コース」などを使って洗濯しているのではないでしょうか。

しかし、そのようなコースは比較的長い脱水時間に設定されています。

5分くらいならいいですが、8分やそれ以上になると長すぎです。

時間は長ければ長いほどいいような気がしますが、そうではありません。

脱水時間が長すぎるときついシワができてしまいますし、衣類への負担も大きくなります

冬物は3分~5分くらい

厚手の衣類は5分くらい脱水すれば、綿の乾きにくいスウェットでも十分絞れます。

さらには、フリースなんかでも水切れのいいポリエステル素材でしたら3分くらいでもよいでしょう。

夏物は1分~3分くらい

薄手の衣類はさらに短い時間でも大丈夫です。

脱水時間を短めにしておくと、シワもできにくいのが大きなメリット。

Tシャツなんかでも干す前にバサバサと振りさばくだけでキレイに仕上がります。

30秒で濡れ干し

あえて水分を多く残した状態のまま干して乾燥する”濡れ干し”というテクニックがあります。

この方法で干すと、濡れた衣類の自重で下方向に引っ張られるので、乾くころには良い風合いにシワが薄くなります。

麻など、洗いざらしの風合いを楽しむ衣類には最適な方法です。

全く脱水せず水が滴る状態で干すのもいいですが、ちょっと絞りたいなら30秒くらい(高速回転に入ったらすぐに止まるイメージ)に設定しましょう。

関連記事:洗濯機のコースをカスタマイズしてみる!

最後に

洗濯物の種類によって適切な時間に設定することで時短家事を実現。

さらには、シワを抑えるなど洗い上がりもコントロールすることができます。

ほとんどの洗濯機には、自分でプログラムした工程を保存できるカスタマイズコースのような機能が用意されています。

脱水以外の工程も操作し、「すすぎ1回でOK!」みたいなコンパクト洗剤を使うことで、かなりの時間を短縮することもできます。

自分流の洗濯コースを作って、クォリティの高い家庭洗濯にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。