オーダーシャツの襟が復活!お気に入りは襟交換して長く着よう
- 投稿:2016.11.03
- 更新:2020.10.03
- オーダーシャツ&スーツ

着用と洗濯を繰り返していると、真っ先にくたびれてくるのが襟周りと袖口です。
全体的な見た目は全く問題ないのに、その部分が劣化していると着ることができなくなってしまいます。
でも、襟交換という手段があるのをご存知ですか?
襟やカフスをそっくり取り換えることでもう一度着ることができるようになるんですよ。
襟交換とは
素人考えだと”そんなことできるの?”と思いますが、リフォーム技術の一つでシャツ襟をそっくり新品に取り換えてしまうことができます。
古くなって傷んだ襟を取り外して、新しい襟をくっつけてしまうんです。
(ほとんどの場合は襟と同時に袖口のカフスも交換します。)
これは嬉しいですよね。
お気に入りがまた着られるようになります。
ただ、全く同じ生地は手に入らないので、ほとんどの場合は白の襟を取り付ける作業になります。
例えばサックスブルーのワイシャツでしたら、白い襟を取り付けることによりクレリックシャツとして生まれ変わるわけです。
リメイクに近い考え方かもしれませんね。
襟交換してくれるお店
こちらは”地球を守ろう”シャツマン”というサイトです。
シャツの修理に特化したサービスです。
襟交換だけでなく、ボタンダウンに変更したりするカスタマイズのようなサービスもあるようですよ。
襟・カフス交換の料金は2890円となっています。
こちらはfrau(フラウ)さんというワイシャツの修理やリフォームの専門サイトです。
サイトも見やすくてわかりやすいですし、オプション加工なんかも豊富。
襟・カフスの交換料金は2980円です。
こちらは低価格で高品質なシャツを販売していることで有名な鎌倉シャツさん。
エコ活動の一環としてシャツのリフォームも取り扱っています。
対象は鎌倉シャツさんで購入された製品に限るということですが、料金も2400円とリーズナブルに設定されています。
自分でやってしまう強者も・・・
裁縫上手さんの中には、自分で修繕してしまう強者もいらっしゃるようです。
襟交換ではありませんが(普通の人は”シャツの襟だけ”なんて手に入れられませんからね・・・)、補修してからその部分が裏に来るように付け直すことで、見た目ではわからないように修繕されてます。
凄いですね!
こちらの方は上手に修繕されていますね。
お気に入りをまた着られるようになって、旦那さんも大喜びしたそうです。
こちらの方はなんと裾上げテープで補修されています。
家にあるものでパッと直してしまうなんて凄いですね。
作業時間は2時間ほどだそうです。
お二人とも詳しく作業工程を紹介されているので、裁縫に自信がある方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
襟交換って非常に興味深いサービスです。
色んなお洋服が安く買えるようになって使い捨てのような風潮がある昨今ですが、このような修繕をしてできるだけ長く使うというのはとっても良いことですよね。
特に自分で修繕されている方たちのブログは、ちょっと感動すらおぼえました。
交換料金も高くないので、お気に入りのシャツが傷んできたら買い替えだけでなく襟交換も検討してみてはいかがでしょうか。