シーズンになると毎日のように着用するニット類。
そのようなお洋服はどれくらいの頻度でお手入れしていますか?
洗いすぎると風合いが変わりそう・・・
インナーを着てるてるから汚れてないんじゃないかな・・・
そんな風に思いますよね。
でも、ずーっと洗わないのはやっぱりよくありません。
最適なニット類の洗濯頻度について考えてみましょう。
ニットはどのくらいの頻度で洗う?
これは「○回着たら洗ってください!」と言い切ってしまうのは難しい問題ですね。
確かにインナーを着ているので、普通に考えれば他のお洋服よりも汚れにくいといえます。
そして頻繁に洗うと風合いが変わってくるのも事実です。
個人的には4~5回ほどの着用でお手入れしています。
あるアンケートでは”2~3回着たら洗う”という人が全体の半分ほどだったようですよ。
着心地でニットからの”洗ってサイン”を感じよう
じゃあどしたらいいの?というと、着用回数ではなく着心地から判断するのも一つです。
インナーを着ているとはいえ、首周りや袖口は肌に触れています。
これらの箇所がゴワゴワしてきて肌触りが悪くなってきたら洗うタイミング。
また、全体の風合いが悪くなってきたり、形が崩れてくるような見た目的な違和感も”洗ってサイン”です。
そのような変化に気づいていながらも着用し続けると、汚れは蓄積し続け繊維も傷んできます。
なるべく早めにお手入れしてあげましょう。
お手入れ方法は?
なるべく洗濯やクリーニングの回数を減らしながら、キレイな状態を保つ。
それが長く着られるようにするポイントです。
着用ごとのお手入れ
着用後にちょっとしたお手入れをすることで、洗濯やクリーニングの頻度を減らすことができます。
- アイロンのスチームをあてる(除菌、臭い消し)
- 風通しの良い場所で通気する(湿気飛ばし)
- ブラッシングして毛並みを整える(ホコリの除去と風合いの改善)
このようなお手入れは、ニットに限らずスーツやコートなど頻繁に洗えない衣類に効果的です。
洗濯とクリーニング
ニットの素材がウールなどの獣毛でしたら、やはりドライクリーニングが適しています。
特に買ったばかりの新品や毛足がながいニットはドライクリーニングの方が風合いを損ないません。
反対に何度も着用とクリーニングを繰り返したお気に入りは家庭洗濯にチャレンジしてみてもいいと思います。
その際にはこのページをご参考ください。
まとめ
ニットのお手入れ頻度は、その着心地や見た目、肌触りから感じ取りましょう。
着用回数でいえば4~5回くらい着たら何か異変はないか、一度ニットをよく確認してみることをおススメします。
洗いすぎも風合いを損ないますが、洗わなすぎも汚れが蓄積して繊維を傷めます。
適切なタイミングを見極めて上手にお手入れしてくださいね。