上手に乾燥しよう!毛布をコインランドリーの乾燥機に入れるときの注意点

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最近のコインランドリーは明るくて清潔、機械も便利な機種が増えているので、本当に使いやすくなりましたよね。

毛布などの大物洗濯はもっぱらコインランドリーという方も多いのではないでしょうか。

でも、毛布を乾燥機を使って乾かすときにいくつかの注意点があるのをご存知ですか?

何も考えずに乾燥していると思わぬトラブルが起きるかもしれませんよ?!

乾燥機の使用は自己責任?!

まずはお洋服と同様、洗濯表示を見てみましょう。

新JIS洗濯表示はこちらをご参考ください。

一般的なアクリル毛布は水洗い洗濯できる表示になっているはずなので、洗うこと自体はOKですね。

問題はそれ以外の注意書き。

こちらの毛布に記載されている洗濯表示をよくご覧ください。

毛布の洗濯表示

タンブラー乾燥禁止と書いてあるのがわかりますか?

ということはメーカーさんの指示としては乾燥機を使ってはいけませんよ!ということなんです。

このような記載があったら、乾燥機を使って何らかのトラブルがあってもメーカーさんでは対応してもらえないということ。

自己責任で行わなければいけないんですね。

乾燥温度に注意

一般的な毛布はアクリル素材で作られています。

ポリエステルなんかもそうですが、これらの化学繊維は取り扱いしやすいメリットがあるのですが、総じて熱に弱いという特徴があります。

そのため乾燥機を使う時も乾燥温度に注意しなければなりません。

もしも温度が高すぎると繊維自体が変形して風合いがゴワゴワになってしまいます。

そして厄介なことに、一度変形してしまうと元に戻すことはできません。

乾燥温度は60℃以下で長時間の乾燥も避けましょう。

毛布の厚みや一度に乾燥する枚数によっても違いますが、20分~40分ほどが目安となります。

特に古いタイプや海外製のコインランドリー乾燥機は温度が上がりやすいのでご注意ください。

過乾燥に注意

過乾燥とは、簡単に言うと乾燥しすぎということです。

毛布をコインランドリーにもっていくときに、それだけでは勿体ないと他の洗濯物も持って行きますよね。

それが例えば綿のスウェットや厚手のジーンズなどでしたら要注意。

アクリルの毛布よりもそれらの洗濯物のほうが乾きにくいのです。

そのため、全ての洗濯物が乾くころには、毛布が過乾燥状態になってしまいます。

先に毛布や薄手の洗濯物を取り出すなどの対応が必要です。

最後に

このように毛布を乾燥するときには温度や過乾燥に注意しなければなりません。

もしもできるなら家で自然乾燥してから、仕上げとしてコインランドリーをつかうのも効率的ですよ。

最後に乾燥機を使うことで干しただけでは得られないフワフワ感を出すこともできますし、なにより経済的です。

仕上だけでしたら最短の10分ほどでOKなので、金額的にも100円で済みます。(多くのコインランドリー乾燥機は10分100円です。)

ぜひお試しくださいね。

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