防炎加工専門技術者の再講習を受講してきました!
- 投稿:2016.10.07
- 更新:2020.10.03
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お洗濯.netでは、一般のクリーニング店ではちょっと珍しい、防炎加工というオプション加工を提供しています。
その名の通り色んなアイテムを燃えにくくする加工で、万が一火がついても燃え上らず、その結果延焼を防ぐ目的で行われます。
主に不特定多数の人が出入りする施設のカーテンやじゅうたんに施され、それは義務付けられているんですよ。
そんな責任ある資格の再受講を受けてきましたよ!
再受講は大切!
防炎加工専門技術者の資格は取ったら取りっぱなしではありません。
その知識や技術は常に更新されていくので、それらの情報を定期的にインプットしていかなければならないんです。
そのため、5年に1回の再受講が義務付けられています。
今回はその講習でした。
私個人としては、資格を有してから10年になるので、2回目の再受講になります。
気になった情報をピックアップ
そんな講習で気になったお話をいくつかピックアップして、ご紹介したいと思います。
被害を抑えてる!
東京消防庁の方が仰るには、防炎性能がある物品を使っていたおかげで被害の拡大を防いでいる事例は数多くあるそうです。
いくつかの写真を見ましたが、防炎性能を持ったカーテンが燃えきらずに延焼を防いでいる事例がありました。
このような事例を見ると、我々も火災被害を抑えるための一端を担っていると誇らしく感じるとともに、その責任も大きさも感じます。
防炎の仕組み
防炎物品はなぜ燃えないのか?
一般的にモノが燃焼するためにはこれらの条件が必要になります。
- 燃えるもの(木材や布)
- 熱源(タバコやストーブ)
- 酸素
- 発する熱によって温められさらに酸化しやすい状態になっていく連鎖反応
これらのプロセスをどこかで断ち切るのが防炎性能です。
例えば・・・
- 炭化させて熱や酸素を遮断する
- 不燃性ガスを発生させる
- 水分を出す
- 連鎖反応を抑制する
このような性能を持つことで燃えにくくなるんです。
チョット凄くないですか?
お洗濯.netでも取り扱っています
防炎加工は一般衣類にも施すことができるんですよ。
特にキッチン周りで使うエプロンや前掛けにはオススメです。
法人様向けとしては、暖簾(のれん)のクリーニングと防炎加工をお取り扱いしています。
一般衣類と違ってこちらは義務化されているのでお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お洗濯.netならネット宅配でどこからでもご注文できるので便利ですよ!