身の回りのもの、しっかりと消毒してますか?
菌のことを気にし始めるとキリがないかもしれませんが(いつも使ってるスマホが最強に汚いなんて説もありますもんね)、できる範囲ではやっておきましょう!
こちらでは家にあるもので手軽に消毒できる、煮沸消毒をご紹介します。
煮沸消毒とは
その名の通り、沸騰した熱湯で煮るようにして消毒する方法です。
特に何かの薬品を使うわけじゃないので、簡単と言えば簡単。
クリーニング店でも医療関係のアイテムを扱う時には、洗い方を工夫して殺菌しなければならないというルールがあります。
- 水温80度以上で10分以上洗う
- 塩素を使う
このどちらかの方法で確実に殺菌しなければならないんです。
やり方
やり方といっても、説明するまでもないんですが・・・。(汗)
方法や注意点を書き出してみます。
- 沸騰したお湯に消毒したいものを入れる
- 10分以上煮る
- 取り出すときは菜箸やトング
- 胴の深い鍋が安全
- 乾かすときは自然乾燥で
家庭ではキッチンで作業することになるため、物理的に鍋に入る大きさのものしかできません。
簡単に煮沸消毒できるものとしては、ふきんやタオル薄手の肌着などになるでしょう。
大きくて鍋に入らないものは?
こちらは次亜塩素酸ナトリウムを使った方法になりますね。
次亜塩素酸ナトリウムとは、塩素系漂白剤のハイターなどがそれにあたります。
桶や洗面台で漬け込むことにより、殺菌消毒が可能です。
ノロウィルスが話題になる季節にはこの方法が推奨されますね。
このような効果がある濃度で塩素溶液をつくるには、こちら式に当てはめて算出します。
0.02%×水の量(ml)÷お持ちの塩素系漂白剤の濃度(例:5%)=塩素漂白剤の量
さらに詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
お洋服は注意してくださいね
これらの方法はもちろんお洋服にも使えます。
しかし、煮沸消毒にしても、塩素を使うにしても生地への負担はかなり大きくなりますので、”ウィルスの感染を防ぐため”などやむを得ない場合以外は避けた方がよいでしょう。
ふきんやタオルなど、気兼ねなく洗えるものにはおススメですよ。