混紡ってなに?その特徴と上手な洗濯方法をご紹介!

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洋服の取り扱い方法を見ているとよく出てくる言葉、”混紡”。

でも混紡って何か知ってますか?

もちろん知ってるよ!って人も多いとは思いますが、もう一度おさらいしておきましょう。

混紡とは?

2種類以上の繊維を組み合わせている加工のことです。

お洋服についている品質表示を見てみてください。

キャップの洗濯表示

これは繊維名の横に100%と書いてありますね。

その通り、1種類の繊維で作られている洋服です。

それではこちらは?

麻の組成表示

麻69%コットン31%と書いてあります。

これが混紡です。

最近多いのがこちら。

洗濯表示

ポリウレタンが少し混紡された洋服。

ポリウレタンはゴムのような繊維で、スキニーパンツなど伸縮性がある洋服に使われます。

なんで混紡するの?

いくつかの理由があります。

ほとんどの場合はそれぞれの違った繊維で、長所と短所を補い合うために使われます。

また、コスト削減のためという場合も多いですね。

例えば同じウールでもカシミアやアンゴラなど色々な種類があります。

100%カシミアで作るよりも、混紡した方がコストは抑えられ、なおかつカシミアが入っていることにより上品な風合いが演出できるのです。

洗濯するときは?

基本的には洗濯表示通りに洗いましょう。

それ以外の洗い方をする場合には、多く混紡されている方の繊維の特徴に合わせます。

例えばウールとポリエステルの混紡で作られたパンツ。

ポリエステルが多ければ水洗いしやすいでしょうし、ウールが多ければドライクリーニングした方が無難です。

さらに詳しく見てみましょう。

綿、ポリエステル

これらのように強い繊維が多く混紡されているなら家庭でも洗濯しやすいでしょう。

心配な方は洗濯ネットを使ったり、弱水流コースを洗濯したりと、洋服への負荷を減らすような工夫をしてみましょう。

麻は強い繊維なので洗いやすいのですが、シワができやすいのが難点。

脱水時間を短くするなどの工夫が必要です。

アイロンをかけにくいようなデザインの洋服でしたら、クリーニングに出すことも考えてみた方がいいでしょう。

ウール、シルク、レーヨン

これらは水洗いすると縮んだり、風合いが変わったりする繊維。

特にシルク、レーヨンの混紡率が高い場合にはクリーニングに出した方が無難です。

ウールの混紡は50%まででしたら比較的洗いやすいです。
デリケート衣類用洗剤+手洗いで優しく短時間で洗い上げましょう。

基本的には表示通りの洗濯方法で

これが一番失敗が少ないです。

洗濯表示以外の洗い方は、知識や経験が必要になるため慣れないうちは避けた方がいいかもしれません。

表示以外の洗い方でトラブルが起きても、メーカーさんは対応してくれませんからね。

でも、汚れの種類によっては表示通りの方法では落ちないこともあります。

自分で洗う場合には上記のような注意点を守って洗いましょう。

心配な方は失敗する前にクリーニングへ!

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