合成洗剤は使わない?!自然派洗濯用品をまとめてみた
- 投稿:2016.06.08
- 更新:2020.10.03
- 洗剤・柔軟剤・漂白剤

合成洗剤はとっても便利!
だけど環境によくないなんて話を聞いたことも・・・。
ちょっとでも気になる方は自然派洗濯用品をチェックしてみてはいかがでしょうか?
環境配慮はもちろん、敏感肌でお悩みの方にも効果的だと思いますよ。
はじめに
合成洗剤と石けんについての議論は今なお続くもので、このページではどちらを推奨するというものではございません。
昔の合成洗剤は明らかに環境への負荷が大きく問題視されていましたが、度重なる改良と下水処理能力の向上により改善されているのも確かです。
使い勝手や価格面を考えてもメリットは多いといえるでしょう。
一方で昔ながらの石けんをはじめ、自然派洗剤などと呼ばれるものは、環境や肌に良いとされています。
自然由来の成分を使っていたり、合成香料や保存料などが無添加だったりするので、確かに品質は良いように思いますね。
今は価格もリーズナブルなものが多いですし、汚れ落ちも良くなっているようなので、使い勝手も問題ないでしょう。
選択の幅はとても広くなっています。
自然派洗濯用品いろいろ
ということで、自然派洗濯用品について見ていきましょう!
無添加洗剤
もっとも手軽に自然派洗濯用品を使ってみたいなら、無添加洗剤を使ってみたらいかがでしょうか。
何が無添加かは要確認です。
主なチェックポイントはこちら。
- 合成香料
- 蛍光増白剤
- 着色料
- アルコール
- 石油系界面活性剤
このような成分が無添加となっているので、やはり環境にも肌にも影響が少ないはずです。
無添加洗剤は、普通の洗剤と同じように使うことができるので、使い勝手が良いことが大きなメリットになります。
赤ちゃんが生まれるのをきっかけに無添加洗剤に切り替える人も多いそうですよ。
赤ちゃん用と大人用の洗剤を個別に用意するくらいなら無添加洗剤で全部洗おう!という考え方ですね。
エコという概念が一般的になってから、自然派をテーマとして人や環境に優しい商品に特化しているブランドも多くなってきました。
例えばこちら。
2016年に日本上陸したニュージーランド発のホームケアブランド「エコストア」です。
洗濯洗剤だけでなく、キッチン用品やスキンケアまで自然派商品がラインナップされてます。
ボトルもおしゃれなので、はじめての無添加洗剤にもピッタリです。
石けん
主な成分は脂肪酸ナトリウムです。
弱アルカリ性で洗浄力が高く、環境にも肌にも優しいのが特徴。
ただし使い方にはクセがあり、すすぎが甘いと酸化して黄ばんだり、洗濯機の中に石けんカスが残りカビが発生しやすくなったりします。
まずは粉末タイプ。
水にしっかりと溶かしこみ、すすぎも十分に行う必要があります。
泡の状態を確認するのがポイント。
洗浄力は粉末タイプに劣りますが、使い勝手が良く普段の洗濯ならこちらの方が使いやすいかも。
固形石鹸は一つ持っておくと便利!
襟や袖口、目立つ汚れは固形石鹸で下洗いしてから洗うと、とってもキレイになります。
泥汚れにも効果的!
漂白剤
界面活性剤が入っているものもあるので注意。
こちらは過炭酸ナトリウム100%。
酸素系漂白剤は家庭でメインに使える漂白剤なので、使い方を覚えると便利です。
40度ほどの温水に入れると漂白力が高まり、漬け置くことで黄ばみを取ることができます。
洗濯槽の掃除にも効果的。
その他
食品にも使えることからわかる通り、安全性は高い。
重曹単体でも色んな使い方ができますが、助剤として石けんにプラスすることで洗浄力を高めることも可能です。
仕上げ剤としてはクエン酸。
柔軟剤の代わりにクエン酸を使ってあげると、洗濯でアルカリに傾いているところを中和してくれるので、手触りよく洗い上げることができます。
アンモニアや魚の生臭い臭いにも効果的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
もしかしたら見たこともないようなものが多かったかもしれませんね。
「興味はあるけどいきなり全部変えるのは不安・・・。」って方は少しずつチャレンジするのもいいですね。
- 洗剤を無添加に変えてみる
- 柔軟剤をクエン酸に変えてみる
- 界面活性剤が入っていない漂白剤を使ってみる
などなど、できるところから自然派洗濯を始めてみてはいかがでしょうか。