気になる枕のイヤ~な臭い。
「ちゃんと洗ってるのにな・・・。」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
実は普通の洗濯では落としにくいんですよ。
快適な睡眠のために、上手に洗濯して臭いを取り除きましょう!
イヤな臭いの原因は?
主なものは人体から分泌される皮脂や汗。
ここに、いわゆる”加齢臭”の原因となる分泌物と合わさることにより、あのイヤな臭いを発します。
その他、臭いとは直接の関係はないにしても、ダニやカビなどの心配もあるため、枕は常に清潔にしておきたいものです。
対処方法
原因となる物質を除去する以外、臭いを取り除く方法はありません。
消臭スプレーを使っても、臭いの元を除去しているわけではないので根本的な解決にはなりませんし、スプレーの香りと混ざってさらなる異臭を発する可能性もあります。
枕本体は頻繁に洗えないとしても、枕カバーは2~3日のペースで洗いたいところです。
臭いを落とす洗濯方法
前途の通り、臭いの原因は皮脂や汗。
汗はで洗い流すことができますが、皮脂は普通の水洗い洗濯では落ちません。
ちょっとした一手間をかけてあげましょう。
- 洗面台などに40度以上の温水を用意する
- 液体酸素系漂白剤を適量入れる
- 1時間ほど漬け置く(多少手洗いしてあげるとより効果的)
- 軽く絞って普段どおり洗濯する
洗える枕を選ぶ
本当は枕本体も定期的に丸洗いしたいところ。
しかし、厄介なのが洗える枕と洗えない枕があるということ。
今お持ちの枕を確認してみましょう。
これから買う予定がある方は”この枕は洗える”ということも検討材料としてみてはいかがでしょうか。
洗えるもの
- パイプストロー
- ポリエステル綿
これらは比較的簡単に洗えます。
しかし、ポリエステル綿は経年劣化によって中綿の偏りが心配されます。
強く長時間の脱水などは避けたほうがよいでしょう。
ちょっと難しいもの
- 羽毛
- 極小ビーズ
これらは基本的には洗うことはできるのですが、乾燥に時間がかかるなど簡単に洗えるものではありません。
洗えないもの
- 綿
- 低反発ウレタン
- もみがら
残念ですがこれらは洗えません。
もみがらやウレタンはクリーニング店でも取り扱いできません。
まとめ
繰り返しになりますが、枕カバーはこまめに洗いましょう。
臭いが気になる場合は、ちょっと手を加えて漂白処理が効果的。
さらに洗えるなら中綿なら枕本体も洗いたいところです。