学生服はいつもキレイにしておきたいもの。
でも毎日着るものだから洗うタイミングも難しいですし、そもそもどのようなお手入れが適しいるのかもわからない・・・。
そんな学生服の洗濯に関する色々な疑問にクリーニング店がお答えしますよ!
Q.どのくらいの頻度で洗う?
A.月に1回以上は洗いたいですね
ワイシャツやブラウスはもちろん毎日。
ジャケットやスラックス、スカートなども月に1回以上は洗いたいところです。
濃紺や黒なら汚れが目立たないかもしれませんが、確実に汚れは蓄積しています。
ベージュやホワイト系の学生服なら、見た目的にも問題が出てくるでしょう。
Q.どうやって洗うの?
A.洗濯機と手洗いを使い分けましょう
ワイシャツ・ブラウス
洗濯機でガンガン洗いましょう。
しっかりと汚れを落とすにはこのようなところがポイントです。
- 洗浄力が高い弱アルカリ性洗剤を使う
- 洗濯物量は適正量(7割程度)を守る
- 襟や袖は食器用洗剤で前処理しておく
定期的に漂白処理して白さを取り戻すのも必要です。
効果的な漂白の方法はこちらの記事が参考になります。
襟、脇についた黄ばみの落とし方
ジャケット・スラックス・スカート
洗濯機の弱水流コース(デリケートコース、ドライマークコースなど呼び名は様々)で洗えますが、安心で手軽なのは手洗いです。
ポイントはこちら。
- デリケート衣類用中性洗剤を使う
- 桶や洗面台で手洗い
- むやみに揉まず優しく押し洗う
- 脱水は洗濯機の脱水機能で
ウールが混紡されている場合には、とにかく力を加えずに洗いきることがコツです。
また、ウール100%水洗い不可の学生服は要注意。
風合い変化、収縮などの可能性が非常に高くなります。
このような衣類の水洗いは高度なテクニックを必要とするので、是非クリーニング店をご利用ください。
Q.洗わなくても消臭スプレー使えば大丈夫?
A.あまりおススメしません
「洗濯しないでファブリーズ!」
よくあるパターンですが、あまりおススメできません。
(もちろんですが)洗っているわけではないので汚れは落ちていません。
それどころか、蓄積している汚れと合わさって変な臭いがしたり、シミが浮き出る場合があります。
洗濯と消臭剤は別物です。
定期的に洗濯+普段は消臭剤でお手入れ
これがベストですね。
Q.洗濯しても落ちない汚れは?
A.しみ抜きorクリーニングで落としましょう
学生服には様々な汚れが付着しています。
その中には油性の汚れもあり、このような汚れは家庭の水洗い洗濯では落としにくいのです。
たとえば油性ボールペンやマジック、インクなど。
これらは何度水洗いしても完全に落とすことはできないでしょう。
安易に触ってシミを拡げたり、生地を傷めてしまう前にクリーニング店にご依頼ください。
Q.テカリが目立つんだけど?
A.ある程度は仕方ありません
テカリは仕方ないといえば仕方ない現象です。
原因は主に摩擦。
学校生活でこの摩擦を完全に無くすのは不可能といっていいでしょう。
着用の後はこまめにブラッシング、アイロンがけの時には必ず当て布することにより、多少は軽減されます。