久しぶりにシルバーアクセサリーを取り出してみたら愕然・・・。
見事なくらいに黒ずんでるではありませんか!
「助けてGoogle先生!」ってことで黒ずみの落とし方を調べてみると、出てくる出てくる、色んな方法が。
その落とし方が何だか”クリーニング屋のシミ抜き”みたいでおもしろそうだったので試してみました!
クリーニング屋によるシルバーアクセサリーのクリーニング事例をご紹介します!(笑)
黒ずみの原因は?
お洋服のシミ抜きもそうですが、汚れを落とそうと思ったらその汚れの原因が何か?を知らなければなりません。
シルバーが黒ずむ(くすむ)理由、それは硫化だそうです。
酸化じゃないんですね。(酸化銀というのは、むしろ作るのが大変らしい。)
空気中の微量な硫化水素、人間の体に含まれる硫黄などが原因で硫化するとのこと。
だから普通に着用していても黒ずみは進行するんですね。
黒ずみの取り方は?
いわゆる”裏技的”な方法ですが、このように落とすそうです。
用意するもの
使うのはこの道具たち。
- アルミホイル
- 塩
- ゴム手袋orピンセット
- 熱湯
- 熱湯を注げる容器
もともと家にあるものばかりなので助かりますね。
落とし方
これらを使うことによって起きる化学反応を利用して落とすようです。
- 銀よりも電子を放出しやすいアルミ(アルミホイル)を使って、銀に電子を与える
- 硫化部分が硫化水素として銀から離れる
- 温度(熱湯)と塩がそれらを促進する
- キレイになる!
ということらしい。
ううっ、なんだか難しい・・・。
百聞は一見にしかず、ってことで実際にやってみましょう!
クリーニングしてみる!
そもそも今回黒ずみ落としを思い立った理由を。
チェーンが切れてしまって放置されていたシルバーアクセサリーがあったんです。
そのチェーンを買い直したらこんな感じに・・・。
これじゃ、とてもじゃないですが着けられませんよね。(泣)
新品のチェーンと違いすぎます!
もはやシルバーアクセサリーじゃない・・・。
これをキレイにしてみます!
1.容器にアルミホイルを敷く
このアルミホイルが黒ずみ落としのカギみたいですね。
2.シルバーアクセと塩を入れる
こんなのでホントに落ちるんでしょうか?
紹介しているサイトによっては一瞬にしてキレイになるとのことですが・・・。
3.熱湯を注ぐ
熱湯を投入!
そうするとアッという間に黒ずみが落ちて・・・
ない!
あれっ?おかしいですね・・・。
取り出してみるとこんな感じに。
キレイになったのかな?
正直よくわかりませんね。
作業前の画像と並べてみましょう。
若干良くなった気がしますが・・・。
まだまだシルバーアクセサリーとは呼べない状態です。
再チャレンジ!
パワーアップしそうな気がしたので、アルミホイルで包んでみました。
そして同じように塩と熱湯を投入!
そうすると・・・
こんな感じに。
アルミホイルの方に汚れが移っているようです。
が、まだシルバーには戻っていません。
うーん、なんでだろう?
歯磨き粉で磨いてみる
キレイになってきてるとは思いますが、新品のチェーンと並べると汚らしさが目立ちますね。
これじゃ終われない!ってことで作戦変更。
歯磨き粉で磨いてみます!
アルミホイル+塩+熱湯の方法以外で多かったのは、この歯磨き粉。
しかし、研磨することで落とす方法なので、ちょっと心配も。
細かな細工が消えるかもって情報があったんです。
(クレンザーならまだしも、歯磨き粉でそこまで研磨されることはないと思いますが・・・。)
ゴシゴシと擦ってみます。
この方法は洗ってる!って感覚があるのでクリーニング屋向きです。(笑)
そうすると・・・
見事に復活!
それこそ一瞬にしてに近いスピード感でキレイになりましたよ。
専用クロスで仕上げる
仕上げとしてシルバー専用のクロスで磨き上げます。
クロスに汚れが移っているのを見ると、キレイになってる!という実感が湧きますね。
仕上げ磨きすると光沢も出てきました。
新品のチェーンと並べても遜色ありません!
最初の状態と比較してみるとこんな感じです。
同じものとは思えません。(笑)
まとめ
結果的には大成功でしたが、いくつか疑問が残ります。
- 最初の方法で思ったより落ちなかった
- そう考えると硫化じゃなかった?
- それとも最初に漬け込みしてたから歯磨き粉が効いた?
最初の方法がネットの情報よりも効果が無かったのが謎です。
かといって”何をやっても落ちない”ではなく、歯磨き粉で一瞬にしてキレイになりました・・・。
まぁ結果としてキレイになったからヨシとしますか。
シルバーが黒ずんでお困りの方は是非お試しください!
※僕は洋服のクリーニング屋で、シルバーアクセのプロではありません。(笑)
不安な方は専門家の意見を参考にしてみてくださいね。