今日はクリーニング店に関する意外な情報を。
クリーニング店はコンビニよりも数が多いって知ってますか?
このように言うと皆さんすごく驚かれます。
これが何を意味するかというと、身近にあるから便利な反面、良いお店を見つけるのも大変ということなんです。
クリーニング店は11万店舗?!
あるんです!
ちなみにコンビニは5万店舗です。
実に倍以上!
ちなみに当サイトお洗濯.netの地元、静岡県沼津市ではこんな感じ。
まずはコンビニ。
なぜか喫茶店や自動車工場なんかも入っちゃってますがイメージとして。
さすがに満遍なく分布してますね。
お次はクリーニング店。
すごくないですか?
こんなにあります。
コンビニはどこにでもあるイメージですが、クリーニング店はそれ以上にどにでもあるんです。
なんでこんなに多い?
いろんな理由がありますが、一つに他の業種と比べてお店を作りやすい事が挙げられます。
極端に言えば、カウンターとレジと洋服を掛けるバーがあれば受付ができます。
また、お客様に持ってきていただくお洋服が商品となりますので、売り物を仕入れることがありません。
・・・。
ここで気付いた方は鋭い!
ほとんどが取次店なんです
ちょっと専門的な言い方だと、”洗濯設備を持たない施設”です。
実際のクリーニングは行わず、お洋服の受け渡しのみを行う取次ぎ店舗になります。
実はクリーニングできる設備を持った店舗は3万店舗しかありません。
そうなんです。
8万店舗、全体の70%以上はクリーニング店とはいえ、お洋服の受け渡し”だけ”を行うお店なんですね。
ということは・・・
クリーニング品を受け付けてくれる人は、パート・アルバイトさんなんです。
ただ、それ自体がダメというわけではありません。
今時のクリーニング店はパート・アルバイトさんでもしっかりした教育を受けているので、”接客”に関してのレベルは高いです。
でもクリーニングのプロではありません。
受付のスタッフは接客のプロです。
当然ですが”職人”や”工場長”と呼ばれている人たちの方が、クリーニングに関する専門知識を持っています。
例えば、”この洋服は洗えるか?”とか”このシミは落ちるか?”というような専門的なアドバイスを聞きにクリーニング店へ行ったとします。
そのクリーニング店が取次店だったらこのようなプロセスになります。
お客様に返答するまでの流れ
- お洋服を持っていって相談する
- 工場の職人さんや工場長さんに電話する
- ほとんどの場合”現物を見なければ判断できない”といわれる
- 一度預かって工場に送る
- 工場から店舗へ連絡がある
- 店舗からお客様に連絡する
こんな感じです。
一つのアドバイスを受けるだけでもこれだけのプロセスになります。
でもこれはまだ良い例。
取次店サイドの少ない知識や勘で(すごく悪く言えば”テキトー”に)質問に答えてしまうと、間違った情報をお客様にお伝えしてしまいます。
専門的な知識なら
工場併設の店舗で、職人さんや工場長さんに直接聞くのが手っ取り早いし確実です。
超ベテランの受付スタッフには、クリーニング師にも引けを取らない知識を持った人もいますが、そのような人に当たるのは稀です。
大切なお洋服のメンテナンスなら”近いから”だけでなく、専門知識を持ったスタッフがいる店舗に相談しましょう。