デニムとジーンズの違いって知ってますか?
今は同じ意味で使われることも多いですが、実は明確に違うんですよね。
デニムは生地、ジーンズは製品
いきなり答えが出てしまいました。(笑)
最近は(主に若い人たちは)デニムとジーンズをほぼ同じ意味で使っていますが実は違います。
デニムは生地の名前なので、シャツに使われる”オックスフォード”、ポロシャツに使われる”天竺”、”コーデュロイ”や”ツイード”などと同じです。
ジーンズは製品名。
デニムなど厚手の生地を使って作られたパンツそのものを指すんですね。
なので、厳密に言えば私たちが穿いているパンツの呼び名はジーンズが正しいです。
デニムを穿くと言うと、ポロシャツ着るときに「今日は天竺着よう!」と言っているようなもの。
ちょっとおかしいですよね。
ややこしいのが
”コットン素材で厚手の生地”を使ったパンツをジーンズと呼ぶため、デニムを使ったパンツだけをジーンズと呼ぶわけじゃないということ。
例えば厚手のチノパンも大別すればジーンズと呼べるものもあるそうです。
また、デニムも生地(織物の種類)のことなので、皆さんがイメージする藍色に染められたものだけをデニムと呼ぶわけではありません。
同じ製法で作られた生地はどんな色でもデニムといえます。
ちなみに”ジーパン”は?
私が子供の頃はこの手のパンツの呼び名は”ジーパン”一択だった気がします。
今はダサいと思われるんでしょうか?
多分そうですよね・・・。
(私は今でもジーパンと呼んでいますが。)
まぁ思い切り和製英語みたいな感じですから、ちょっとおかしい気もします。
この語源には諸説あるみたいですね。
- GI(アメリカ陸軍の軍人)が穿いていたパンツだからGパン(ジーパン)と呼んだ。
- JEANSの頭文字をとってJパン→Gパン(ジーパン)に変化した。
なるほど。
語源から考えても時代を感じる呼び名ですね。
私も若者に笑われないよう、ジーンズかデニムと呼ぶようにしようかな・・・。