使ったことある?昔ながらの洗濯板の使い方

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東京の北区飛鳥山博物館で「来て、見て、さわって!昔の道具」展が開催されています。
(毎年やってるのかな?)

炊飯器ではなく”かまど”を使う、洋服ではなく”着物”を着る、など子供にとっては珍しい道具を体験する催しです。
その中に、洗濯機が無い頃の洗濯道具、”洗濯板”があります。

子供たちどころか、恥ずかしながらクリーニング屋の私も使ったことがありません。(汗)
子供たちに負けてられん!ということで、洗濯板の使い方をリサーチしてみました。

(上の画像は本文とは関係ありません。”鬼の洗濯板”と呼ばれる岩です・・・。)

洗濯板の使い方

おばあちゃん凄い!

洗濯物の動きが滑らか過ぎる!

このように石鹸をつけながらゴシゴシと擦り洗いしていくんですね。
それにしても慣れてます。

相当汚れ落ちが良さそうです。

さらに詳しく見てみると

色々と奥が深いようです。

向きがある

TOSARYU 土佐龍 サクラ洗濯板 小 SS-1001 [cosme]

よく見ると洗濯板のギザギザは緩やかに弧を描いてますよね。

画像の洗濯板は取っ手がついているからわかりやすいですが、カーブが下に来るようにすると、洗剤が溝に溜まって流れにくく、汚れを落としやすいそうです。

なるほど。

逆向きにすれば洗剤を流しやすい(濯ぎやすい)ってことですね。

サイズを使い分ける

先ほどの画像はミニタイプ。
土佐龍 サクラ洗濯板 大 (SS-1002)さらに大きいタイプもあります。

現代では洗濯機を補助する意味でミニタイプが主流ですが、昔は3段階くらいのサイズを使い分けていたみたいです。

動画のおばあちゃんもかなり大き目のものを使っていましたね。

もちろん洗濯物の大きさで使い分けていました。

どれか一つ選ぶならば”大は小を兼ねる”ってことで大きいほうがいいでしょうね。

汚れ具合によって洗い方を変える

土佐龍 サクラ洗濯板 大 (SS-1002)基本的にはこのギザギザに擦りつける事によって汚れを落としていきます。

なので当然汚れた部分を下にして洗いますが、生地が弱っている部分やデリケートな場所は、敢えて下にしないという工夫も簡単にできます。

洗濯機だったら均等に洗われてしまいますからね。

昨今のお洋服は生地も、デザインも様々です。
それぞれに合った方法で洗えるのは、むしろ現代向きといえるかもしれません。

おすすめの洗濯板

今買える洗濯板はどのようなものがあるのでしょうか?

土佐龍サクラの洗濯板

土佐龍 サクラ洗濯板 大 (SS-1002)
土佐龍 サクラ洗濯板 大 (SS-1002)

先ほどから画像に出てくるこの洗濯板。

職人による考え抜かれた曲線と溝。
水に強いサクラの一枚板。

こんなところが特徴みたいです。

ラインナップも豊富で、用途に合ったサイズを選べそう。

 

びっくりフレッシュ ラクラク洗濯板

サンコー 洗濯用品 びっくりフレッシュ ラクラク洗濯板 BO-83
サンコー 洗濯用品 びっくりフレッシュ ラクラク洗濯板 BO-83

いきなり現代的なルックスになりました。
昔は”めっちゃピカピカ洗濯板”という名前だったみたいです。

表面はポリエステル。
特殊な加工により、少量の洗剤でも効率よく洗えるようです。

洗濯機に入れる前の下洗いがメインの用途になりそうです。

まとめ

洗濯板といっても、なかなか奥が深かったですね。

動画のおばあちゃんのように、上手に洗えるようになるには経験も必要なんでしょうね。
寒い冬なんかはかなり大変だったと思います。

高性能な洗濯機が選び放題の現在は、とても恵まれた環境ですね!

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