皆さん蛍光増白剤って知ってますか?
実は、ほとんどの家庭用洗濯洗剤に入っている成分なんです。
知らないで使っていることが多いかもしれませんね。
でも、この蛍光増白剤がお洋服に”いたずら”することがあります。
トラブルにならないために、ここで蛍光増白剤について知っておきましょう!
蛍光増白剤とは
簡単に言うと蛍光増白剤は、お洋服を”白く見せる”ためのもの。
この、”白くする”ではなく”白く見せる”というところがポイントです。
その正体は染料。
紫外線を吸収して青っぽい反射光を発することにより、人の目には白く見えるようになるんですね。
ここが、シミ・黄ばみを落として文字通り”白くする”漂白と根本的に違うところです。
淡い色のお洋服は注意
ここまでですと「蛍光増白剤って良いじゃん!」となりますが、そればかりではないのです。
生成りや淡い色(ベージュ、ピンク、クリーム、グレーなど)のお洋服に蛍光増白剤が付着すると、本来の色が変化してしまう場合があります。
白いシャツも、パステルカラーのシャツも一緒に蛍光増白剤入りの洗剤で洗濯してませんか?
「なんか色味が変わってきたな・・・。」と思うのなら、もしかしたら蛍光増白剤がいたずらしてるのかもしれませんよ。
蛍光剤の入っていない洗剤
このように、本来はしっかりと色分けして、それぞれのお洋服に合った方法で洗濯するのがベストです。
蛍光増白剤が入っていない洗剤にはこのようなものがあります。
粉末
実は、蛍光増白剤の入っていない粉末洗剤はそれほど多くありません。
皆さんがパッと思い浮かべるような有名な粉末洗剤にはほとんど入ってます。
ニュービーズ 大
液体
液体の中性洗剤は蛍光増白剤が入っていません。
トップ ナノックス 洗濯洗剤 液体 本体 450g
デリケート衣類用中性洗剤も大丈夫。
[花王 1676824] エマール リフレッシュグリーンの香り 本体 500ml
赤ちゃん用洗剤にも入っていません。
まとめ
繰り返しになりますが、蛍光増白剤は生成りや淡い色のお洋服の色を変化させる可能性があります。
しかし、「最近シャツの白さが際立たなくなってきたなぁ。」なんてときは、知らないうちに蛍光増白剤無配合の洗剤を選んでしまっているかもしれません。
できれば蛍光増白剤入りの洗剤と、入っていない洗剤の2種類を用意しておいて、お洋服によって使い分けるのがベストです。
お洋服に合った洗剤を使う事は、お気に入りを良い状態で長持ちさせることにもつながります。
面倒くさい!なんて思わずに、是非実行してみてください!