いざという時になってふと気付きます。
「あれっ?洗濯機ってどうやって処分するんだっけ?」
一般的なゴミのように、ポイッと捨てられないのが洗濯機。
様々な方法があるので、一度整理してみましょう。
最初に知っておきたいこと
洗濯機は簡単に捨てることができません。
家電リサイクル法という法律で処分方法が決められているからです。
洗濯機に加えて、エアコン、冷蔵庫、テレビが対象となります。
粗大ゴミとしてゴミ置き場に捨ててはいけないのです。
もしも捨ててしまったら”不法投棄”になり、”五年以下の懲役、もしくは1000万円以下の罰金、場合によってはこれらの両方とも”というペナルティが待っています。
厳しいんですね・・・。
処分方法
洗濯機を処分する方法はいくつか存在します。
自分の状況に合った方法で処分しましょう。
新しく購入する販売店に依頼する
買い替えのタイミングで、古い洗濯機を処分したいとき。
この場合には、新しい洗濯機を購入する販売店に依頼できます。
一番ベーシックなパターンですね。
費用
リサイクル料金と、収集運搬料がかかります。
(目安)リサイクル料金2500円+収集運搬料1000円=約3500円
※リサイクル料金はサイズやメーカーによって違いがあります。
※収集運搬料は、販売店によって違いがあります。
購入した販売店に依頼する
買い替えではなく、単純に処分してしまいたいとき。
新品との買い替えの時には、新しい洗濯機を購入する販売店に収集義務がありますが、そうでない場合には過去に購入した販売店に収集義務があります。
処分したい洗濯機を購入した販売店に問い合わせましょう。
費用
新品入れ替えと同様です。
リサイクル料金と、収集運搬料がかかります。
(目安)リサイクル料金2500円+収集運搬料1000円=約3500円
※リサイクル料金はサイズやメーカーによって違いがあります。
※収集運搬料は、販売店によって違いがあります。
自分で処分する
すでに販売店が廃業している等の場合には、自分で処分する必要があります。
リサイクル料金は郵便局で支払います。
次は持ち込む場所ですが、近所のゴミ置き場には捨てることができません。
ではどうするのかというと、”家電リサイクル対象品を持ち込める場所”というのが存在します。
指定引取所というものです。
それほど数多くの場所があるわけではないので、場合によっては大変かもしれません。
指定引取り所の検索はこちら
費用
リサイクル料金
(目安)リサイクル料金2500
運搬を自分で対応できればその他の費用はかかりません。
委託する場合には収集運搬料、車を手配しなければならないのでしたらレンタカー料金など、状況によっては別途費用がかかってきます。
※リサイクル料金はサイズやメーカーによって違いがあります。
リサイクルショップに持ち込む
壊れたわけではなく”使える状態だけど何らかの理由で処分したい場合”には、リサイクルショップで買い取ってもらえるかもしれません。
例え0円だったとしても、リサイクル料金がかからないのはメリットです。
しかし、依頼するお店は慎重に選びましょう。
万が一、その業者が違法な処理をした場合には、犯罪の片棒を担ぐことにもなりかねません。
ちなみに、大手家電量販店の中には、買い取りサービスを行っているところもあります。
興味があれば調べてみるのもよいでしょう。
費用
0円~
自分で売る
状態が良ければ、ネットオークションやフリマなどで買い手がつくかもしれません。
しかし、元々そのようなサービスを利用している方ならいいですが、未経験者がこの機会に始めるのはハードルが高いかもしれませんね。
費用
0円~
※配送、梱包などの費用、手間がかかります。
まとめ
洗濯機を処分するといっても、なかなか大変ですよね。
色々と書きましたが、”リサイクル料金を払って指定の方法で処分する”というのが基本なのでお忘れなく。
困ったら、自治体に問い合わせて処分方法を確認するのも良いでしょう。
必ず法律に沿った手段で処分してくださいね!