当然お得だと思って買っている、洗剤の詰め替え用ボトル。
でも、ちゃんと計算したことってありますか?
もしかしたら、詰め替え用の方が割高かもしれませんよ?!
調べてみた
メジャーどころの洗剤5種類をピックアップして調査。
本体、詰め替え用それぞれの100グラム当りの金額を計算してみました。
A | B | C | D | E | |
---|---|---|---|---|---|
本体 | 95.5 | 70 | 40 | 130 | 34 |
詰め替え用 | 87.5 | 87 | 30 | 73 | 41 |
※表の数字は100グラム当りの金額です。
※定価は当社調べです。変動があるかもしれません。
5つのうち、2種類が割高という結果になりました。
ちなみに、定価を元に計算しているので、販売価格となれば結果は違うものになると思われます。
なんで割高になる?
これは、詰め替え用が割高というよりも、本体ボトルの方を割安に設定しているようです。
洗剤メーカーさんからすると、初めに本体ボトルを買ってもらうことが、継続して買ってもらうための第一歩と捉えています。
従って、本体を買ってもらうときには利益が薄くてもいい、その後継続して買ってもらうことで利益が出る、ということですね。
雑誌の定期購読や、エステなどと同じ手法です。
一度始めたら継続して買う(通う)ことになる商品は、1回目を安くしてもOKなわけです。
そういえば、ドラッグストアやスーパーでも洗剤本体の安売りは見かけますが、詰め替え用の値下げは見かけません。
そういうことなんですね。
先の比較表は定価を元に計算していますが、おそらく実際に購入する金額で計算すると、詰め替えボトルが割高になる率が高くなると思われます。
まとめ
詰め替え用だから安いはずだ、と安心しきって購入すると実は割高なのかもしれません。
もちろん、詰め替え用の方が簡易容器なのでゴミを捨てやすいなどの利点もありますが、金額的なお得感を考えるなら購入前に計算してみたほうがよいかもしれませんね。
お手持ちのスマホなどで”販売価格÷内容量”で1グラム当りの金額を確認しましょう!