冬場の洗濯は汚れ落ちが悪い?その原因と解決方法

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冬場の洗濯

「冬場の洗濯、なんか汚れ落ちが悪い?」

それ、気のせいじゃないんです!
冬場の洗濯は汚れ落ちが悪い原因と、その解決方法をご紹介します。

汚れ落ちが悪い原因は?

それは、ズバリ”水温”です!

冬場と夏場では、水道の蛇口からでる水温に10度以上の差があります。
実は、夏場は20度前後、冬場は10度前後なんです。(環境にもよりますが。)

冬場の水はなんか冷たい、と思っていたでしょうが、こんなにも差があったんですね。

水温が低いとなんで汚れが落ちないの?

それでは、なぜ水温が低いと汚れ落ちが悪くなるのでしょうか?

洗剤の力を発揮できない

高洗浄力の洗剤に含まれる酵素や漂白剤は、(基本的には)水温が高いほうが効果的に働きます。

そのため、水温が10度ほどしかない冬場には、本来の力を出すことができないのです。

洗剤が浸透しない

水温が高いと繊維が膨張し、洗剤が入り込みやすくなるため、汚れが落ちやすくなります。
ということは、冬場の冷たい水では、繊維に洗剤が入り込みにくいということなんですね。

我々が体を洗うときもそうですよね。
温かいお湯の方が毛穴が開いて、汚れが落ちやすくなります。

それと同じようなごとです。

水温を上げましょう

それでは、どうすればよいか?
説明するまでもありませんが(汗)、洗濯水温を上げることで、洗浄力はアップします。

水温を上げるといっても、洗剤の力を発揮できる程度の水温なので、高くても30度ほどで十分です。

それ以上の温度になると、色落ちの危険性やたんぱく質の凝固など別の弊害が出てきます。

漂白したいときは、40度以上に上げることもありますが、日常洗濯ではそこまでの水温は逆にトラブルの元です。

水温を上げるためには、お風呂の残り湯を使う、指し湯する、などが簡単でしょう。

繰り返しになりますが、高すぎる水温はトラブルの元。
一度は水温を計って、目安を把握しておくとよいでしょう。

まとめ

このように、冬場の洗濯の汚れ落ちが悪い原因は水温です。
適度に水温を上げて、洗剤の力を十分発揮できるような環境にしてあげましょう。

ただし、上げすぎによるトラブルには注意し、洗濯物のケアラベルを確認することもお忘れなく。

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