制服・学生服は毎日着るものなので、あっという間に汚れてしまいます。
しっかりとお洗濯して、いつでもキレイに保ちたいものですよね。
こちらでは制服・学生服を家庭で洗濯する方法をご紹介します。
まずは洗濯表示をチェック
制服・学生服は様々な繊維で作られています。
ウール(毛)、化学繊維、それらの混紡、などなどです。
当然、それぞれで洗濯方法は変わってきますし、家庭で洗えないものもあります。
洗濯表示をしっかりと確認しましょう。
これは水洗い洗濯できないマークです。
主に、ウール100%の制服・学生服に記載されています。
この場合にはクリーニング店に依頼しましょう。
それ以外のマークでは水洗いできるのですが、ポリエステル70%ウール30%のような混紡もあるので、デリケートに扱わなければいけません。
洗濯する
表示は水洗いがOKになっていても、ウールが混紡されていることが多いので、普通の洗濯物のようには洗わないようにしましょう。
- デリケート衣類用中性洗剤を使う
- 弱水流、短時間の選択コースを選ぶ
- 洗濯ネットに入れる
- ポケットは必ずチェックする
- できれば制服・学生服単品で洗う
このようなポイントに注意してお洗濯します。
ウールは揉んだり、擦ったりするのを避けなければなりません。
なるべく負荷をかけないよう、優しく手早く洗うことがポイントです。
もっと安全なのは手洗い
桶などにデリケート衣類用中性洗剤で洗浄液を作り、たたんだ状態の制服・学生服を入れて押し洗いします。
その後、水がキレイになるまで濯ぎ、脱水は洗濯機の脱水機能で短時間(1分ほど)処理します。
この方法が一番優しく安全です。
ちょっと注意点
制服・学生服を取り扱う時にはちょっとした注意点があります。
アイロンがけは当て布を使う
制服・学生服はアイロンを強く押し付けるとテカリやすいのが難点です。
必ず当て布をしてアイロンをかけましょう。
プリーツスカートは糸でとめる
少し手間ですが、プリーツスカートを洗濯するときは、糸で軽く縫っておくとベストです。
この一手間で、型崩れを防ぐことができます。
まとめ
このように、なるべく負荷をかけずに、優しくデリケート洗いすることが重要です。
しかし、デリケート洗いするということは洗浄力を抑えていることにも繋がります。
部分的な汚れは事前に落としておくことをおススメします。
学生服に付着しがちな絵の具、鉛筆、ボールペンなどの落とし方はこちらのページをご覧ください。