雨が続くと悩ましいのが洗濯物の乾き具合。
少しでも乾きやすくするためにはどうしたらいいのでしょうか?
こちらでは、部屋干しでも生乾きにしない上手な乾かし方をご紹介します。
3つのコツ
洗濯物を上手に乾かすには、いくつかのコツがあります。
順番に見てみましょう。
1.空気の通り道を作る
生地が重なり合っていると、非常に乾きにくくなってしまいます。
隣のお洋服との間隔を開けることはもちろん、お洋服自身の重なり合っている部分、例えば襟やフードなども同様です。
以下のような点に注意して空気の通り道を作ってあげましょう。
・襟を立てる
・2本のハンガーを使って洗濯物の内側に空洞を作る
・隣の洗濯物と間隔をあけて干す
・ズボンはピンチハンガーで筒状に干す
などなど、様々な方法で生地の重なり合いを解消し、とにかく空気の通り道を確保します。
2.持っている機器はフル活用する
除湿機など便利な機器を持っていれば積極的に活用します。
「そんなの持ってたら当然使うよ!」という声が聞こえてきそうですが、やはりこのような機械の力を使うと、格段に乾きやすくなります。
除湿機は無くとも、扇風機はお持ちではないですか?
風の流れを作り出すことは大変効果的な方法です。
扇風機とお部屋(浴室でも可)と換気扇を回して風が流れていく通り道を作ってあげましょう。
この方法ならば電気代も抑えられます。
3.脱水時間を伸ばしてみる
お使いの洗濯機の脱水時間は何分に設定されてますか?
いつもとくに気にせず、標準コースでスイッチオン!で洗濯していると思いますから、意外と把握している方は少ないのではないでしょうか?
ほとんどの洗濯機は、恐らく5分ほどに設定されていると思います。
それを手動で延長してみましょう。
実は、脱水時間が1分違うと、手触りでわかるほど水分量に差が出ます。
もちろん、水分含有量の曲線は時間が伸びるほど、変化がなだらかになっていきますので、闇雲に長くすればいいというわけではありませんが、試す価値は十分にあります。
(脱水時間が長くなるとシワがきつくなるデメリットもあります。)
まとめ
それでは、おさらいです。
部屋干しでも上手に乾かすためには、しっかりと脱水し、空気の通り道を意識した干し方で、風の流れを作って乾燥を促進させてあげることです。
これらの作業を手早く行うことで、雑菌の繁殖を防ぎ嫌な臭いを抑えることにもつながります。
洗濯機が止まっているのにすぐにほさないで放置、なんて厳禁ですよ!