だんだんと滑りが悪くなるファスナーにお困りですか?
実はちょっとしたお手入れで滑りをよくすることができるんです。
こちらでは、ファスナーの滑りをよくする超簡単な方法をご紹介します。
滑りが悪くなる原因
それは、開閉や、洗濯(クリーニング)を繰り返すことによりファスナー部分の潤滑成分が失われるからです。
理由さえわかってしまえば、対処は簡単。
潤滑成分を補充してあげればよいのです。
どんなものが使える?
滑りをよくするためには、シリコンスプレーやロウが使えます。
潤滑剤としては、油、グリスなどを思い浮かべるかもしれませんが、汚れの原因など他の問題が発生してしまうので避けた方がよいでしょう。
作業上の注意点
作業する時に洋服からファスナーを取り外せない場合がほとんどでしょう。
方法を間違えると、洋服の生地部分に余計なシミや汚れを作ってしまいます。
コツとしては、ブラシ(歯ブラシなど)や布に潤滑剤を取り、それをファスナーに塗布していくことです。
こうすることにより、潤滑剤が意図しない部分に付着するのを防ぐことができます。
ファスナーは消耗品です
洋服に使われているファスナーやボタンは、消耗品と考えられています。
長くご愛用されているお洋服は、心機一転、新品のファスナーに取り替えるのも一つの手です。
ファスナー交換は、リフォーム専門店だけでなく、クリーニング店でも依頼できます。
また、少しでもファスナーの寿命を伸ばすためには、洗濯方法にも注意した方がよいでしょう。
滑りもそうですが、洗濯時の物理的な負荷によりファスナーの劣化が心配されます。
大型のネットに入れたり、ファスナーの取っ手部分を布で保護してから洗うのも効果的です。
面倒なら裏返して洗うだけでも効果はあります。
要は、取っ手がドラム内で衝撃を受けないように工夫すればよいのです。
まとめ
潤滑剤として特にオススメなのはシリコンスプレーですね。
KURE(呉工業) シリコンスプレー (420ml) 潤滑・離系剤 [ 品番 ] 1046 [HTRC2.1]
この時に注意しなければならないのは、油分の入っていないものを選ぶ事です。
例えば、このシリコンスプレーは純粋にシリコンしか入っていませんが、同じブランドで有名な”5-56”などの潤滑スプレーは油分を含んでいます。
ファスナー周りがギトギトにならないよう、シリコンのみのスプレーをお選びください。