「洗剤と柔軟剤は一緒に入れちゃいけないって聞いたけど・・・。」
そうなんです。
本来、洗剤と柔軟剤は一緒に入れてはいけないのです。
それでは、何故”柔軟剤入り洗剤”が売られているのでしょうか?
それにはこんな理由があるからです。
なんで一緒に入れてはいけない?
このような話しをすると、「分子が・・・」、「親水基が・・・」、「プラスとマイナスが・・・」、などとよくわからないことになってしまうので、思いっきり噛み砕いて説明します。
洗剤と柔軟剤の性質は全く逆。
この二つを同時に使ってしまうと、打ち消しあってどちらの効果も得られなくなるのです。
目的も全く違うので、”面倒だから一緒に入れちゃおう!”というのが、そもそも横着なのですが・・・。
じゃあなんで柔軟剤入り洗剤は効果があるの?
(どちらがいいかは別として)柔軟剤入り洗剤は確かに効果があるのです。
それはなぜか?
これも簡単に言ってしまうと、洗剤と柔軟剤が時間差攻撃を行うからです。
見た目的には混ざっていても、水の中で効果を発揮するタイミングに差があるのです。
柔軟剤入り洗剤に入っている柔軟成分は、水に溶けるのが遅くなるように工夫されています。
洗剤が汚れを包みこんで水中へさらっていく→その後、柔軟剤がやってきて効果を発揮し始める
こんな感じで、洗剤の後に柔軟剤を入れたのと同じような効果があるのです。
見事な時間差攻撃。
これを思いついた人は凄い!
人気の柔軟剤入り洗剤
人気の柔軟剤入り洗剤はこのようなものがあります。
香りつづくトップ
香りつづくトップ 洗濯洗剤 液体 フレッシュカモミール 本体 900g
やはり、洗剤と柔軟剤を別々に入れるのが億劫な、面倒くさがり屋さんに人気ですね。
画像のカモミールの他、オレンジボトルのフローラルの香りと好みによって使い分けているようですね。
ユーザーさんの評価も高いです。
ボールド
ボールド 洗濯洗剤 液体 香りのサプリイン ジェル 本体 850g
こちらも高評価の柔軟剤入り洗剤ですね。
香りがきつすぎず、あまりに華やかな香りに躊躇してしまう男性にも評価が高いです。
まとめ
このように、柔軟剤入り洗剤は、洗剤メーカーさんの努力の結晶です。
忙しい主婦の方や、単身者の方にとっては、洗濯の手間が減るので重宝するのではないでしょうか?
洗剤と柔軟剤をそれぞれ選んでいくほうが、そのご家庭にあった洗濯方法にカスタマイズできますが、お洗濯は毎日のこと。
やはり柔軟剤入り洗剤のお手軽さも魅力ですよね!