羽毛布団を自宅で洗濯する方法ってあるの?

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自宅で洗濯する女性

「失敗するかも?」、「そもそも自宅で洗えるの?」

羽毛布団を自分で洗いたいけど、色々とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
初めに結論を言ってしまえばあまりおすすめ出来ません

その理由と、どうしても自分で洗いたい時の方法をご紹介します。

羽毛布団は自宅で洗える?

実際、羽毛布団を自宅で洗うことはなかなか困難です。

その理由をいくつかご紹介します。

そもそも洗濯機に入らない

薄手の肌がけ布団なら可能かもしれませんが、一般的な羽毛布団はそもそもドラムに入りません。
また、たとえ入ったとしても、水を含んだ羽毛布団は相当の重量になり、偏った羽毛のせいでバランス不良を起こします。

最悪、洗濯機が故障するかもしれません。

脱水できない

さすがに、洗濯機にポイっと入れてスイッチオン!と羽毛布団を洗おうとする方は少ないかもしれません。
ネット上でよく紹介されている家庭洗濯の方法は、浴槽で踏み洗いするものです。

その方法はこんな感じです。

  1. お風呂の浴槽にぬるま湯を張る
  2. 中性洗剤を入れてかき混ぜ、洗浄液を作る
  3. 羽毛布団を入れて足で踏み洗いする
  4. 汚れた水を入れ替えながら濯ぐ
  5. 浴槽のヘリに羽毛布団をかけて水を切る
  6. しばらくして水が出なくなった外に干す
  7. 乾燥したら取り込む

この方法なら確かに洗えます。
確かに洗えるのですが、洗った後が問題なのです。

上の工程で言うと、5~7ですね。
羽毛布団は濡れると本当に重くなります。

浴槽のヘリにかけて水を切る程度では、外に持ち出すのも一苦労。
なんとか外に出して天日干ししたとしても、ほとんど水が切れていない羽毛布団が乾ききるまでどれだけの時間がかかることか・・・。

浴槽や物干し竿(またはベランダなど)を長時間、それこそ数日に渡って占領されてしまいます。

もう一度言います。
”洗うこと”は簡単です。
しかし、一度濡らしてしまったらもう後には引けないことを覚悟して、熟考の上お試しください。

どうしても洗いたい!

ご自宅で羽毛布団を洗うことがどれだけ困難かおわかりいただけたかと思います。

でも「どうしても自分で洗いたい!」という方もいらっしゃるのでは?
そんなときはコインランドリーを使ってみてはいかがですか?

コインランドリーで洗う

容量の問題はコインランドリーの業務機器を使えばクリアできます。
持ち込む手間はかかりますが、洗い~乾燥までワンストップで行うことができるのもメリットですね。

使う洗濯機の容量にもよりますが、13キロ洗濯機で600円、16キロ洗濯機で700円ほどの金額で洗うことができます。
乾燥機は大体10分100円なので1時間乾燥するならば600円です。

合計で1300円~というところでしょうか。

注意点をチェック

コインランドリーで洗う時には、何が起きても自己責任となります。

以下のような点に注意して洗ってください。

破損に注意

羽毛布団は、生地が弱っていると洗濯中に避けて中の羽毛が飛び出すことがあります。
長年愛用されている羽毛布団は注意が必要です。

また、コインランドリーの洗濯機は、プログラムを自由に設定できません。
デリケートな水流にしたり、時間を調整したりすることはできず、レギュラーコースしか選択できないのです。

ガシャガシャと強い力で洗うと、当然破損の原因になります。

洗剤に注意

注意といってもプログラム設定と同様こちらでは操作できないのですが・・・。

羽毛布団を洗う時には中性洗剤(いわゆるデリケート衣類用洗剤)で洗うことが望まれます。
洗浄力が強い弱アルカリ性洗剤ですと、羽毛の油分まで取り除いてしまい、本来の保温性を維持できなくなる恐れがあるからです。

しかし、今時のコインランドリーは洗剤自動投入。
どんな洗剤を使っているかは、ユーザー側で知ることはできません。

まとめ

このような理由で、家庭洗濯、コインランドリー共にいくつかの不安は残ります。

ということで、クリーニングに出してください!・・・と言いたいところですが、羽毛布団はそれほど頻繁に洗濯する必要はありません。

定期的なお手入れは、週1~2回の風乾と、布団カバーのこまめな洗濯で十分です。

普段のメンテナンスをしっかりと行い、洗濯しなければならないほど汚してしまわないのがコツですね。

羽毛布団のクリーニングはこちら

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