ワイシャツの寿命について考えてみる

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ワイシャツの寿命について考える男性

年間通して最も着る服は仕事着です。
ビジネスマンの方ならスーツやワイシャツ、工場勤めなら作業着。

仕事着はなるべくなら買い換えずに長く着たいものです。
でも、洋服である以上、いつかは寿命がやってきます。

こちらでは、ワイシャツの寿命について考えてみましょう。
ワイシャツの寿命を延ばすとっておきのコツもご紹介!

ワイシャツの寿命

クリーニング店では、お預かりしたお洋服にトラブルが発生した時のために賠償基準というものが存在します。

クリーニング店に賠償責任がある時に、賠償額(要は弁償金)を算出するための基準です。

そちらにはお洋服の耐用年数が記載されています。

そのお洋服が何年くらいの着用に耐えられるのか?という目安です。

クリーニング店が使う賠償基準はこちら

そちらでは、綿・ポリエステルなど一般的なワイシャツの耐用年数は2年と記されています。

実際的な感覚から言っても、常に着用するワイシャツはやはり2年くらいで買い替えを検討されるのではないでしょうか?

ローテーション

あくまで一般的な寿命は2年となりますが、もちろん着用状況によって長くもなれば短くもなります。

こちらでは、ビジネスマンの方のように”常にワイシャツを着る状況にある”という前提でお話します。

皆様はワイシャツを何枚持っていますか?
”持っている”というだけであれば、10枚以上持っている方も多いのではないでしょうか?

しかし、実際はその中のお気に入り2~3枚を着まわしている、という状況が多いようです。

当然ですが、なるべく多くの枚数でローテーションした方が長持ちします。

なるべくなら1週間分、5~6枚でローテーションするのが理想でしょう。

アイロン掛けしたワイシャツ

それでも、年間264日勤務÷6枚ローテーションで計算すると年間44回着用。

2年で88回も着用することになります。


さらに、88回×8時間勤務で計算すると、実に704時間着用。

これほどの長時間、襟や袖は擦れ続けているのです。

しかも、88回分の洗濯でも更なるダメージを受けています。

たった2年といってもこれだけの回数になるのです。
できる限り多くの枚数で着回すことがいかに重要かわかりますね。

洗濯やクリーニングするメリット

シャツに限らず、お洋服を長く着るためには日々のお手入れが欠かせません。

どのように取り扱えば長持ちするのか?

そのポイントを見てみましょう。

汚れを残さない

ワイシャツをクリーニングに出すと、温水や漂白剤を駆使して洗浄力を上げて洗います。

このような洗い方はランドリーと呼んだりするんですが、この方法をできる限り家庭でも再現することで皮脂汚れを落とし黄ばみを防止することができるのです。

ポイントはこちら。

  • 40℃ほどの温水を使う
  • 弱アルカリ性粉末洗剤を使う
  • 酸素系漂白剤を併用する

汚れが蓄積して時間の経過とともに変色してくると、見た目的に問題が出てくるばかりか、生地が傷むのも早くなります。

洗濯の基本をもう一度確認して洗濯レベルをアップさせましょう。

特別な理由がなければ、必ず弱アルカリ性粉末洗剤で。

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さらに白く洗い上げたいときは酸素系漂白剤を併用しましょう。

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最近では、洗濯に、食器洗いに、と酸素系漂白剤を活用している方も増えてきています。

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糊付けされる

ワイシャツをクリーニングに出すと、当然洗浄後の”糊付け”もサービス内容に含まれています。
この糊付けはワイシャツを長持ちさせる効果があります。

なぜならば、糊付けはワイシャツをパリッとさせるだけでなく、防汚効果もあるからです。
着用時の汚れは糊に付着し、繊維の奥まで入り込みません。

汚れを糊ごと洗い落とす→再度糊付けされる

常にクリーニングに出しているワイシャツはこのようなサイクルになります。
汚れが蓄積しないので繊維も傷まず、結果ワイシャツの寿命が延びるという事なのです。

あっ、もちろんクリーニング店の糊付けでなくても、ほぼ同様の効果は得られます。
ご家庭で洗ったワイシャツに、ご自身で糊付けするのも効果的ですよ!

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洗濯糊の詳しい使い方はこちらのページでご紹介しています。

手っ取り早く枚数を揃えたいなら”まとめ買い”がお得!

個人的には作業服的に着るワイシャツと、「ここぞ!」という時に着るワイシャツを使い分けるのが効率的で経済的な方法だと思っています。

毎日着るものならば、なるべくコスパの良いもので揃えておきたいですよね。
そんな時にはネットでまとめ買いがおススメ。

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ベーシックな白いワイシャツならば1枚あたり1000円ほど。

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(アトリエサンロクゴ) atelier365 ワイシャツ 選べる6種類 5枚セット長袖


ちょっとオシャレなタイプでも1枚あたり1000円ちょっとです。

5枚セット(1週間分)なら十分ローテーションできます。

このようなワイシャツをベースにして、大切な商談やプレゼン用に少し良いワイシャツを用意しておくのはいかがでしょうか。

今はオーダーシャツも安い!

少し良いワイシャツ・・・ブランドではなく自分の体形にピッタリ合ったシャツならば、オーダーがおすすめ。

オーダーシャツというと何だか敷居が高いイメージですが、今は驚くほどリーズナブルになっています。

私も一枚作ってみましたが、かなり快適。
というか、自分でオーダーしたシャツなので愛着がまったく違います。

興味のある方はぜひ!

ネットでオーダーシャツを作れる人気サイトまとめ

まとめ

このように、毎日着るワイシャツの寿命は2年ほどが目安になります。

少しでもいい状態を保つためには複数枚をローテーションしていくこと。

さらにしっかりとお洗濯して汚れを溜め込まないことが大切です。

ちなみに、クリーニングも今はとってもリーズナブルです。

ワイシャツ1枚100円~200円ほどなので「毎日洗濯するのも面倒だな・・・。」という方はクリーニングを検討してみてはいかがでしょうか。

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