雨の日ばかりで洗濯物が乾かない!
そんな時にまず頭に浮かぶのは「乾燥機で一気に片付けたい!」という思いですよね。
そこで、乾燥機を使うならコインランドリーと家庭用乾燥機、どっちが便利でどっちがお得なのか?
みんなが気になる乾燥機のいろいろなことを詳しく検証してみましょう!
気になる料金は?
何といっても一番気になるのは”お金がどれくらいかかるの?”ってことですよね。
コインランドリーは明確ですが、家庭用乾燥機は何だかよくわからないので、使うことに不安を感じる方も多いのではないでしょうか?
コインランドリー
コインランドリーの乾燥機、相場は10分100円です。
容量(乾燥機の大きさ)によって8分100円などに変わったりしますが、基本的には10分100円と考えればよいでしょう。
また、標準的な乾燥時間は20分~30分となりますので1回の乾燥につき200円~300円となります。
もちろんこちらも、バスタオルばかりだったら時間が長くなりますし、薄手の衣類なら短くなります。
家庭用乾燥機
家庭用乾燥機の電気代はいくら位かかっているのでしょうか。
計算してみましょう。
こんな計算式で概算を出します。
1kWを1時間使った時の電気料金×乾燥時間×乾燥機能を使うときの消費電力
さらに詳しく見てみましょう。
全国平均の電気料金1kWh22円×乾燥時間3時間(家庭用は乾燥時間が長いです)×1.2kWh(ご使用の乾燥機の消費電力をご確認ください)=67.2円
この通り、1回の乾燥で約70円となることがわかります。
比較する
単純に比較すれば家庭用乾燥機の方が圧倒的に安い、ということになります。
しかし、この比較では以下のような点が考慮されていません。
- 乾燥する洗濯物の量と数
- 家庭用乾燥機の購入代金
とことん突き詰めるならば”タオル1枚あたりの料金”まで計算したり、洗濯機の購入代金を”何年償却で1回あたりはいくら”まで計算しなければなりません。
私的な感想からすると「イメージよりは家庭用洗濯機の電気料金が安いな。」と思いました。
皆さんはいかがでしたでしょうか?
メリット、デメリット
それでは、それぞれのメリット、デメリットを見てみましょう。
コインランドリー
コインランドリーはこのような点になります。
メリット
- 乾燥時間が短い(20~30分ほど)
- 大容量
- 明朗会計
デメリット
- 持ち込んで回収にも行かなければならない
- 使いたい時に空いてないかもしない
- 営業時間に拘束される
- 誰がどのように使ったかわからない
節約のポイント
- 脱水時間を長くしてみる
- ドラム内が温かい乾燥機を選ぶ
- 部屋干しである程度乾かしておく
コインランドリーの節約術はこちらのページでまとめています。
家庭用乾燥機
家庭用乾燥機はこのような点になります。
メリット
- 持ち運ぶ手間がない
- 他人が使うことがない
- 料金が安い
- 時間に制約がない
デメリット
- 乾燥時間が非常に長い
- 容量が小さい
- 正確な電気料は把握しづらい
節約のポイント
- 適正量で乾燥する
- フィルターを掃除して乾燥効率を上げる
- 脱水の時間を長くしてみる
- 電気料金プランを見直す
- 電気代が安い乾燥機(ヒートポンプ式)を選ぶ
家庭用乾燥機いろいろ
ということでランニングコストとしては家庭用乾燥機を使う方が安く済みそうです。
それでは家庭で使える乾燥機にはどのようなものがあるのでしょうか。
ドラム式洗濯乾燥機
洗濯機の買い替えを検討されているならば、ドラム式の洗濯乾燥機が候補に挙がってきますね。
使いやすく汚れ落ちがいい縦型洗濯機も根強い人気がありますが、乾燥機能を使いたい!という大きな目的があるならばドラム式一択でしょう。
縦型の乾燥機能はあくまで補助的な機能なので、濡れた状態から一気に完全乾燥するのは困難です。
衣類乾燥機
こちらは小型の家庭用乾燥機。
ラックを設置して下に洗濯機、上に乾燥機を置いて使うイメージですね。
もちろんドラム式洗濯乾燥機よりも安価なので、手っ取り早く家庭用乾燥機を導入したいのならばこちらのタイプもいいですね。
まとめ
おそらくどんな計算をしても料金的には家庭用乾燥機が安くなるでしょう。
これから家庭用洗濯乾燥機の購入代金自体が安くなるほど、さらに使いやすくなると思います。
しかし、全てのご家庭にある洗濯機に乾燥機能が付いているわけではないので、その都度お金を払えばいいコインランドリーも当然魅力があります。
あとはメリット、デメリットを考えご自身のライフワークに合っているか、という部分がポイントになりそうです。