【ネットの情報それホント?】服についた油性ボールペンの落とし方

【ネットの情報それホント?】服についた油性ボールペンの落とし方

「油性ボールペン 落とし方」で検索するといっぱい出てくる情報を元に、ホントに落ちるかクリーニング店が検証!

「ネットの情報それホント?」シリーズ、油性ボールペン編です!

ネット上の情報まとめ

有名文具メーカーさんの公式ホームページで落とし方が紹介されています。

しかし、難易度はかなり高そうで「落ない場合がある」との記載が・・・。
確かにボールペンは薬品をつければすぐに落ちる類のシミでないことは事実です。

ボールペンは本来すぐに消えてしまってはいけないものなので、当然といえば当然なのですが・・・。

落とし方

  1. エタノール、もしくは除光液、タオル2枚を用意する
  2. ボールペンのインクがついた生地の下にタオルを1枚敷く
  3. もう一枚のタオルにエタノール、もしくは除光液をつけてインク部分を叩く
  4. タオルをずらしながらインクが薄くなるまで繰り返す

試してみる

エタノールと除光液を使う

消毒用エタノールと除光液、タオル2枚を用意しました。

ボールペンのインクをタオルに移していく作業になるので、捨ててもいいタオルを使いましょう。

エタノールをタオルにとる

まずはエタノールを試してみます。

ネット上の情報で一番多かったのはエタノールでしたが、いかがでしょうか。

ボールペンのインクを叩く

下にタオルを敷いてトントンとインク部分を叩いていきます。

滲んだインク

そうすると、このようにインクが滲んできました。

下のタオルを見てみるとこんな感じです。

タオルに移ったインク

確かにインクが移っています。

ただ、完全に落とすには少し頼りない量のような気がしますが・・・。

続いて除光液を同様の手順で試してみました。

薄くなったボールペン1

うーん、このあたりでインクが落なくなってきました。

少し輪郭がぼやけたように見えますが、落ちたとは言えない状態ですね。

ネットの情報にあった方法ではここまでが限界のようです。

いろいろ試してみる

ネットの情報では、エタノール・除光液以外では落ないとのことでしたが、私はあきらめが悪いので他にも試してみます!

クレンジングオイルと台所用洗剤

ご家庭にあるもので作れる万能シミ抜き剤(少し言い過ぎ)クレンジングオイルと台所用洗剤の混合液を試してみます。

この2つを等分で混ぜてボールペンにつけていきます。

歯ブラシで叩く

歯ブラシでトントンと叩いてみると少しインクが動き始めたようです。

いけそうな気がしたので今度はクレンジングオイル原液をつけて少し強めに叩いていきました。

そうすると・・・。

クレンジングオイルで薄くなる

ここまで落ちました!

インクが濃く溜まっていた右端は少し目立ちますが、それ以外の部分はかなり薄くなったのではないでしょうか?

ボールペン落としにはクレンジングオイルも効果的だということがわかりました!

この記事で使った洗濯グッズ

ビオレ メイク落とし パーフェクトオイル 230ml
ビオレ メイク落とし パーフェクトオイル

男性の方は誰かに借りる事ができればいいですね。

注意事項

油性ボールペンを落とすには、油性の薬品(今回はクレンジングオイルで代用)でインクを叩き出していく以外に落とす方法はありません。

落ちないからといって何度も洗濯したり、強力な漂白剤を使っても意味がないのです。

その作業が徒労に終わるばかりか、お洋服を傷める原因となりますので、絶対にお避けください。

プロがシミ抜きしてみる

引き続きプロの機材と薬品を使ってシミ抜きしてみます。

プロが染み抜き

この状態のボールペンが・・・、

染み抜き完了

このようにキレイに落ちます!

・・・と、このように書くと凄い技術を使ったように見えますが、今回のようにサッと書いてしまった線のような場合には、比較的簡単に落とす事ができます。

ご家庭で落ちなかったといって諦めず、クリーニング店へ相談してみてください。

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追記:コレが超効果的だった!

液状の廃油石鹸

ちょっとしたご縁で手作り廃油石鹸なるものをいただきました。

家庭で出る廃油を石鹸として再利用しよう!ということで自治体などでも取り組んでいるところが多いこの石鹸。

コレを使ってボールペンのしみ抜きしてみたら、なんとキレイさっぱり落ちちゃいました!(汗)

かなり強いアルカリ性(素手で触るとピリピリ刺激があるレベル)だったんですが、その辺も効果があるのかもしれませんね。

(”手作り”という名の通り、品質には個体差があるようなので、一概に手作り廃油石鹸最強!というわけではないと思います。)

関連記事【手作り廃油石鹸】をプロのクリーニング屋が使ってみた!

まとめ

エタノール、除光液でも確かにボールペンは薄くなりました。
さらにクレンジングオイルも効果的であることが判明しました!

薄くついたボールペンはこれらの合わせ技でかなりキレイにできるのではないでしょうか?

今回は10分ほどの作業でしたが、エタノールor除光液→クレンジングオイルの行程でもっと時間をかけて丁寧にシミ抜きすれば、完全に落とすことが出来るかもしれません。

時間が経過していたり、濃く付着したボールペン落としはプロでも根気がいる作業です。
焦らず丁寧に、じっくりと時間を惜しまず作業することが大切です。

こんな場合はちょっと無理

上の画像のような誤って書いてしまっただけの状態でしたら落とすことは可能です。
しかし、こちらの画像のようにボールペンのインクが大量に、そして繊維の奥まで浸透している場合にはとても難しくなります。

落ちないボールペンのシミ

胸ポケットにボールペンをさしっぱなしにしていたり、洗濯中にボールペンのインクが爆発したりするとこのような状態になってしまいます。

もちろん薄くすることは可能ですが(画像左のインク部分は少しシミ抜きしています)、元通り真っ白にというのはかなり難しいです。

このような事態にならないよう、脱衣時には必ずポケットチェックしましょう。

くれぐれも無理しないように!

ボールペンのしみ抜きは擦ったり叩いたりと、力を加えることが多い作業です。
シミを落とそうと無理して作業すると、素材を傷めることになります。

特にお気に入りのお洋服は無理してダメにしてしまわないよう、ご注意を。
そのようなお洋服は、プロに頼むのがおすすめです。

近隣にクリーニング店がなくても、今はネットで注文できる宅配クリーニングサイトがたくさんあります。

しかも、しみ抜き無料!を謳うサイトも多数。
無料でもとことん落としてくれる業者さんもありますのでチェックしてみてください。

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補足事項

  • 油性ボールペンの種類、使用した道具の種類によって結果は異なるかもしれません。
  • 全てのお洋服に使える方法ではございません。ご注意ください。
  • ボールペンが付着してからの時間、インクの量によっては結果が異なります。