いつもお洗濯に使っていた残り湯。
赤ちゃん服のお洗濯にも同じように、残り湯を使っていいのかな?
そんな疑問にクリーニング店がお答えします。
残り湯は使ってもいい?
結論から言ってしまえば、赤ちゃん服の洗濯に残り湯は使ってもOKです。
それどころか、常温の水道水を使うよりも水温が高くなるため、汚れ落ちが良くなります。
心配でしたら除菌効果が期待できる、酸素系漂白剤を併用するのも良いでしょう。
あっ、入浴剤が入っていいる場合は注意が必要ですよ。
ほとんどの場合は残り湯洗濯に使えるよう配慮されていますが、念のため注意事項をチェックしてください。
また、入浴剤の色がお洋服に付着することがありますので、長時間の漬け置きは避けたほうがいいでしょう。
濯ぎは水道水で!
洗剤が入っている”洗い工程”においては、残り湯の雑菌について心配する必要はありません。
(洗っていないお洋服や下着は、残り湯よりも汚いはずなので、当然といえば当然ですが。)
しかし、”濯ぎ工程”は別です。
特に最後の濯ぎは要注意。
最後の工程まで残り湯を使ってしまうと、雑菌をお洋服に残すことになってしまいます。
赤ちゃん服の洗濯は、柔軟剤や蛍光増白剤など”洗濯後にお洋服に残るもの”を使わないように勧められると思います。
それなのに、柔軟剤どころが雑菌を残してしまったらダメですよね・・・。
残り湯を使うならその日のうちに
ひと晩経つと、残り湯の雑菌は何倍にも増殖してしまいます。
赤ちゃん服のお洗濯に残り湯を使うのなら、その日のうちに使いましょう。
ただし、お湯が熱すぎると、今度はお洋服の色落ちの危険性が高まります。
ぬるま湯程度の温度に落ち着いてから洗濯しましょう。
残り湯洗濯といっても、なかなか奥が深いのです・・・。
あとは気分の問題・・・
このように洗いのみ(もしくは1回目の濯ぎまで)でしたら、赤ちゃん服でも残り湯洗濯できます。
しかし、残り湯に雑菌がいることは事実です・・・。
せっかく大人のお洋服と分けて洗っていても、これではあまり意味が無くなってしまいます。
特に肌が敏感な、生後間もない頃は、少し手間をかけて洗濯してあげたほうがよいかもしれませんね。>