100均セリアの『布用スタンプパッド』で洋服の色褪せを補修できるか!?

100均セリアの『布用スタンプパッド』で洋服の色褪せを補修できるか!?
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ちょこちょこお問い合わせをいただくのが、「色あせした洋服を直すことはできる?」という質問。

実際はなかなか難しいですし、できたとしても費用との折り合いがつかないことがほとんどです。

なので、クリーニング店でのご依頼としてはほぼ成立しません。。

しかし、何とかならないものかと調べていると、100均で便利そうなものが売られていました。

この記事を書いた人
洗太郎バストアップ
現役でクリーニング店に勤務している国家資格クリーニング師(登録番号:京都府登録第三四二八号)です。

セリアの布用スタンプパッド

今回の主役はこちら。

布用スタンプパッド

100均大手のセリアさんで売っている、布用スタンプパッドです。

今回は黒を購入しましたが、他に白とショコラがあり、3色展開となっています。

なんか以前はその他のカラフルな色もラインナップされていたそうです。

人気色だけ残したような感じなんですかね。。

本来は、オリジナルスタンプキットと併用して、名入れなんかに使うそうです。

確かに便利そうですね。

学校の持ち物に、ひとつずつ名前を書いていくのはかなりの重労働ですからね。(笑)

このようにスタンプで名入れしたり、ステンシルをつかってマークなどを施したりとDIYに使うのがメインみたいですね。

と思いながら色々見ていると、まさに今回の目的そのものを実践されている方を発見!

日焼けして退職してしまったぬいぐるみを染めたみたいです。

とても良い仕上がりですね。

布に色付けするというと布用絵の具をイメージしますが、そちらは筆やらなんやら用意しなければなりません。

でも、スタンプパッドならポンポンと押していけばいいので、かなりラクそうですね。。

動画も拝見しましたが、小さめのぬいぐるみ全体を染めていくのに、1分もかかっていませんでした。

 

色あせしたフリースを染めてみた

上記のように、名前やマークをスタンプしている情報は見かけましたが、洋服の色あせを修復するようなものは見当たりませんでした。

ということで、着用時の擦れで肘部分が色あせしてしまったフリースの色補正を試してみたいと思います。

サンプルはこちらの黒のフリース。

作業前1

着用しているときの摩擦によって肘部分が白けてしまっています。

作業前2

退色している+摩擦で繊維が寝てしまい白けて見える

こんな状態でしょうか。

使用上の注意は?

まずは使い方を確認します。

本体に書かれている説明は以下の通り。

木綿などの布に捺印後、インクが乾いてから、使用する布の適温で15秒以上アイロンをかけてください。
特殊な加工を施してある布地には不向きです。

木綿など…など?

一般衣類の素材として多いのは木綿(コットン)、もしくはポリエステルなのでどちらにも対応してるといいんですが。。

今回のサンプルはフリースなので、ポリエステル素材です。

基本的に綿、麻、レーヨンなどは染料で染めやすく、ポリエステルなどは難しいと聞いたことがありますが….。

少々不安ですが(笑)、実際にやってみたいと思います。

スタンプ開始!

スタンプする1

もう思い切ってポンポンと叩いていきます。

ただ、やり始めてすぐに問題点が。。

本当に四角くスタンプされていくだけで、これでは確実にまだらになりそう。(汗)

スタンプをブラシのように使って”押す”のではなく”塗る”つもりでやっていきました。

スタンプする2

なんとなくイイ感じになってきました。

と、ここでまた、あることに気づく….。

明らかに色の違いが出てしまってるので、全体やらなきゃダメなんじゃ!?

(まじか……。)

仕方ないのでやりましたが、作業が大変すぎて写真撮る余裕がありませんでした。(汗)

角度を変えたり、服の中に手を突っ込んで立体的にしてから塗ったりなど、試行錯誤。。

真似してみようという人はいないかもしれませんが(笑)、ハンガーに掛けた状態で細かいこと気にせずガンガン塗っていくのが一番効率的でした。

念のため。(笑)

乾かしてからアイロンで熱を加える

まずはスタンプのインクを完全に乾かします。

インクを乾かす

30分ほど風に当てた後、ドライヤーで強制的に乾燥しました。(笑)

そしてスチームアイロンで全体的に加熱。

これは、恐らく色を定着させるための工程ですね。

その後、厚く塗りすぎたインク部分の表面が乾ききっていないっぽいので、一回洗濯。(後で色落ちするのも嫌なので。)

この時点での仕上がりはこんな感じです。

おぉーっ、イイ感じ!

色褪せ補正の工程としてはここまでなので、一度まとめます。

押すのではなく塗るつもりで全体にインクで着色する→インクを乾燥→アイロンで加熱→余分なインクを洗濯して落とす→乾燥する→念のためもう一度アイロンで加熱

さらに完璧を目指すためフリースの毛玉除去と毛並みを整えて風合い向上を図ります。

ゴワゴワ解消&毛玉除去

この記事の趣旨とは異なりますが、せっかくなので、着用時の摩擦によるフリースのゴワゴワした繊維を解消し、毛玉を取り除いて風合いを向上させます

また、摩擦によって繊維が寝てしまい、光を反射させることで肘部分が白けて見えていたという理由もあります。

この時点での肘部分のアップ画像を見てみましょう。

フリースの袖部分

まだ何となく白っぽく見えますよね。

これも改善させます。

では、やってみましょう。使う道具はこちらです。

ペット用ブラシと毛玉取りブラシ

ペット用ブラシと毛玉取りブラシです。

ちなみに両方とも100均で買えます。

まずは摩擦によってゴワゴワになっている部分を、ペット用ブラシを使ってほぐしていきます。

フリースの襟をブラッシング

襟、袖口、裾など、着用時に摩擦が発生しやすい箇所は、特にゴワゴワしているはずです。

さらに毛並みを整えながら、毛玉を取り除くため、毛玉取りブラシをかけていきます。

こんな感じで余分な繊維を取り除くことができました。

全体を毛玉取りブラシでブラッシング

さぁそれでは…..

結果発表!

作業後全体

いかがでしょうか!!

肘部分の色褪せもそうですが、全体的にも風合いが良くなったと思いませんか?

肘部分もアップにしてみましょう。

作業後袖アップ

色補正後、さらに繊維のゴワつきをほぐした結果、白っぽい感じは無くなりました。

(むしろ毛並みの兼ね合いで黒っぽく見える。笑)

作業前の状態と並べてみるとこんな感じです。

フリースの色染め比較

肘部分は明らかに改善されてますよね。

撮り方の影響で少しわかりづらいかもしれませんが、全体的に見ても黒色が濃くなり風合いも良くなっています。

皆様も色あせし洋服を捨ててしまうくらいでしたら、一度試してみる価値はあるかもしれません。

このスタンプ100円ですからね。(笑)